好きなファッションアイテムのひとつがジャケットという結城アンナさん。今回は、結城さんのお気に入りの私物ジャケットで、3つのコーディネートを提案していただきました。肌寒くなってくるこれからの季節、お出かけの際は結城アンナ流ジャケットスタイルを参考に、着回しを楽しんでみてはいかがでしょうか?
このジャケットを着回します。
ワードローブには何枚もジャケットがあるというアンナさん。その中の1枚、秋口から春先にかけて活躍するジャケットを着回していただくことに。
「素敵なジャケットさえあれば、コーディネートの幅が一気に広がりますよね。私にとって素敵なジャケットとは、体にフィットすること、上質な素材で何年も着られること、定番の形だけれどどこかに遊び心があること、ボタンなどの細部にもこだわっていること、着ていて楽なこと。今回着るintoca.のジャケットはその条件を全部満たしていると思うほど気に入っています。一見するとベーシックなジャケットのようだけれど、裾などに白いラインが入っていたり、ウエストが程よくシ ェイプされていて、着ると女性らしい美しい体のラインを出してくれたりと工夫がいっぱい。軽さも魅力です」。畳んでもシワにならず、何パターンもの着こなしができるので、アンナさんの旅のお供ともいえる存在だそう。
■idea1
ジャケット×ワンピース
ワントーンでまとめ、 大振りジュエリーを利かせて。
■idea2
ジャケット×赤のロングスカート
元気になる色を選んで、軽やかに着こなして。
「年齢を重ねてくると、美しいものを着ることが大事。清潔感や品格にもなると思うから。だから素敵なジャケットは私たち世代にとってのマストアイテムかもしれませんね」。
■idea3
ジャケットスタイル×デニム
小物で輝きをプラスして、洗練のカジュアルスタイルに。
■plus item
アンナさんの愛用小物
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ゆうきあんな
タレント。自然体の心地よい暮らし方や、シルバーヘアを楽しむ女性として支持を得る。『グランマ・モーゼス展 – 素敵な100年人生』公式サポーター就任。Instagram@ayukihouseも人気。
『ku:nel』2021年9月号掲載
写真 上原朋也/ヘア&メイク 長井かおり/取材・文 河田実紀 Hata-Raku