普通においしい、しみじみおいしい。極上たまちゃん弁当を拝見。

たくまたまえさんお弁当2

〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーで料理家のたくまたまえさんは、毎日ご主人のためにお弁当を作り、また、それを自身のInstagramに記録していらっしゃいます。

忙しい朝、手軽な食材を使って手早く弁当に仕立てるたくまさんの愛妻弁当、その名も”たま弁”。たま弁のおかずを作るのは、基本的にその日の朝。前の晩に余ったお総菜を詰めることはあっても、お弁当のためだけに大量に仕込んで冷蔵庫に……なんてことはしないのが、たまちゃん流です。

そして使う材料は、鶏、豚、魚に旬の野菜。奇をてらわない、定番のおかずに加えて、佃煮や梅干しなど、自家製保存食がアクセントになったたま弁は、どこか懐かしく、心もおなかも幸せで満たしてくれます。

「子どもの頃、家の食卓に並ぶものといったら、大皿に乗った揚げ物とか煮物とか、地味な家庭料理ばかり。でもその後、社会に出てみたら、外食の機会も増えて、おしゃれでおいしいものにたくさん出合うんですよ。だから、結婚してすぐのころは、そういうちょっと小洒落た料理に憧れて、イタリアンとか、エスニック風のなんちゃら~みたいな料理ばかりを作っていたんです」。
そんな風に話すたくまさんですが、そんなおしゃれな献立を改めるきっかけがあったといいます。
「主人に言われたんです、『もっと普通のものが食べたい』って。変わった味付けのものにした途端、残すんですよ。で、結局気付けば、母が家族に作ってくれていた‟地味なもの”を、いま自分も作っています」。

たくまたまえさんお弁当2
唐揚げ、大根とちくわの煮物、小松菜とお揚げの煮物、 きゅうりの漬物など。滋味深いおかずがぎゅっと詰まった、これぞ「たま弁」。

さらに、このたま弁、まれに出張もします。
依頼があれば、友人が営むギャラリーや展示会場に、たくまさん自らデリバリーしているのです。ある日は、竹皮に包んだ黒米彩り弁当を。ある日は、柔らかな豚しゃぶ肉を使ったフライ弁当を。どれもやっぱり、白いごはんが進むしみじみしたおいしさです。

たまに、一般の方も購入できるイベントやワークショップも開催されていますので(新型コロナウイルスの影響を鑑み、今年は限りなく少ないですが)、気になる方は、ぜひたくまさんのInstagramをチェックしてみてください。

黒豆入りのごはんの上には、肉団子、さつまいものレモン煮、蓮根のきんぴら、ごぼうの煮物、ブロッコリーの胡麻和え、みょうがの甘酢漬けなど、栄養バランスのとれた彩り豊かなおかずが並ぶ。

抗菌性と通気性に優れた竹皮は、お米本来のおいしさを引き立たせる。

フライのほかに、えびのマヨ柚子胡椒ソテー、だし巻き卵、人参のサラダ、里芋の胡麻和え、ポテサラ、ひじきの煮物、セリのお浸し、がんもどきの含め煮、蓮根の黒酢きんぴら、柚子大根漬け、みょうがの甘酢漬けという隙のない魅惑のラインナップ。

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