元ミス日本・伊藤千桃さんの自然の薬箱。ドクダミの薬草酒と化粧水のレシピ

伊藤千桃さんが収穫している

野山に自生している植物のなかには、昔から生薬や薬草として使われてきたものがたくさんあります。〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーの伊藤千桃さんは、野草を季節ごと庭から収穫して薬草酒を作り、ブレンドして化粧水としてお使いです。肌の乾燥が気になる季節に向け、作り方を教えていただきました。

「十薬」と呼ばれるドクダミの薬草酒で健やかに

伊藤さんが、自生の植物を暮らしに取り入れるようになったのは、十数年前に目にした野草研究科・標ヒロさんの雑誌記事がきっかけ。

「図書館で薬草関係の専門書を借りて読み込み、いろんな植物で試しました。当時は子ども達から「魔女みたい」と言われたことも。今では、庭に自生している野草を季節ごと摘んで日本酒につけて薬草酒にし、調子の悪いときに飲んだり、化粧水にしたりしています」

最もよく使っているのはドクダミの葉の薬草酒。化粧水もドクダミをベースに、他の薬草酒をブレンド。

「ドクダミは別名「十薬」と呼ばれ、10種類の薬効があると言われている薬草。庭にたくさん生えているので、薬草酒を作ってストックしています。疲れがたまったり、ちょっと具合が悪い日は、これを飲んで寝れば就寝。翌朝にはすっかり元気になっています」

ドクダミの葉や花が一面に広がっている
肥料や農薬を使っていない自生の葉のドクダミを使います。※ほかの野草も同じ。
ドクダミが水気を拭き取られザルに乗せられている
摘んだドクダミをよく洗い、水けをふきとります。
ドクダミがザルに乗せられ乾燥されている
ざるにのせて自然乾燥させます。
ドクダミが瓶の中に詰め込まれている
消毒した密閉できるガラスびんに葉ををぎゅうぎゅうに詰めます。
ドクダミが瓶に詰められ日本酒が注がれている
日本酒を注ぎます。これを冷暗所で1カ月以上おくと薬草酒に。※気温が高い夏場は冷蔵庫で保存。
ドクダミの白い花が瓶に詰められ日本酒漬けにされている
ドクダミは5月~6月頃に白い花をつけます。その時期のドクダミは一番薬効があり、花だけを瓶に詰めて日本酒を注いで1カ月寝かせたものは、虫刺されやかゆみ止めに。
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伊藤さんの美の秘密は薬草酒をブレンドした化粧水

薬草を日本酒に漬けて抽出したエキスは、少量ずつブレンドして化粧水に。

「秋から梅春にかけてはびわの葉、ゆきのした、ゆずの種、初夏からはドクダミ、すぎな、ばらの花などを日本酒につけて、植物のエキスを抽出しておきます。季節ごとにブレンドし、化粧水として肌にスプレーしているので十年近く基礎化粧品を買ったことがないんです」

ドクダミエキスと他の薬草エキスを少しずつ加えブレンドしている
抽出したドクダミのエキスを消毒したスプレーポルに注ぎ、他の薬草エキスを少量ずつ加えてブレンド。顔や首、手などに直接スプレーして使います。※アレルギーがないかパッチテストを行ってから使ってください。
ゆずの種を日本酒につけてエキスを抽出している
料理でゆずを使ったら、種は捨てずに日本酒に漬けてエキスを抽出。保湿に効果があり、冬に使う化粧水に欠かせません。
琵琶の葉のエキスが入った瓶とドクダミの葉から採れたエキスが入った瓶が並んでいる
左のボトルはびわの葉、右はドクダミの葉を漬けたもの。びわの葉は、たわしでよく洗って産毛を落としてから使用。切り傷、やけど、にきびなどの肌トラブルに効果的。
よもぎのエキスが入った瓶と薔薇の花かた採れたエキスが入った瓶が並んでいる
左のボトルはよもぎ、右はバラの花を漬けたもの。よもぎは、バラは開ききる前の花を使います。化粧水にブレンドすると香りがよく、しみの予防にも。
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抽出したドクダミのエキスを消毒したスプレーポルに注ぎ、他の薬草エキスを少量ずつ加えてブレンド。顔や首、手などに直接スプレーして使います。※アレルギーがないかパッチテストを行ってから使ってください。


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取材・文/坂口みずき

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