夢はメドウガーデン。雑草も活かして美しい景観をつくるガーデニングに夢中です。

重信幸子さんガーデン1

60歳の終わりごろ、唐突にナチュラルガーデニングに目覚めたという〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーの重信幸子さん。憧れて止まないピート・アウドルフの「メドウガーデン」を目指して、今日も土いじりに励みます。

もみじ、サツキ、梅、牡丹、シャクヤク、あじさい、はなみずき……。季節折々の草花が咲く重信家の庭(+隣接するお寺の広い庭)は、年に数回、庭師に来てもらう以外は家族各々が草むしりをする程度の手入れだったといいます。仕事一筋だった重信さんにとって、庭はあくまで生活の延長線上にある‟敷地”でしかなかったのです。
しかしある日、偶然重信さんの目に留まった動画が、ガーデニングの道に誘いこみます。
「アメリカの絵本作家であるターシャ・テューダーの庭の動画を見たんです。彼女が広大な庭の中でひとり自由に、雑草も気にせず自然をそのまま受け入れながらガーデニングを楽しむ様子に感銘を受けました」。

それからすぐ重信さんは、裏庭や道路際の空き地数か所を利用して、思いのままに庭づくりを始めます。毎朝4時前起床、日が昇るのを待って庭に飛び出し、土を掘り返し草花を植えました。そんな毎日が三年程続き、少しずつイメージする庭ができてきた頃、いったんガーデニングはストップ。
「飽きてしまったんです……。 急に仕事が忙しくなったこともあり、少し放置したらあっという間に雑草だらけの‟ナチュラルすぎるガーデン”になってしまって、ますます興味を失ってしまいました」。

そんな状況が続く中で、再び庭への関心がよみがえったのは、それから5年後のこと。 大病を患い仕事を引退し(※詳しくはこちら)、時間を持て余していたときに出合ったのが、‟植物の魔術師”とも呼ばれ、世界的に活躍するガーデンデザイナー、ピート・アウドルフによる「メドウガーデン」でした。メドウガーデンとは、草原の景色のようなイメージの庭を人工的につくったもの。
「ピート・アウドルフのメドウガーデンは、キク科、セリ科、グラス類を多用し、花の時期だけでなく、冬の枯れた状態の植物も美しいのだと再発見させてくれるものでした。 日本で多く見られるイネ科の植物、いわゆる雑草だって、エキナセア(キク科)やレースフラワー(セリ科)、 他ペルシカリア(タデ科)、バーベナ(クマツヅラ科)等と植栽すると、それは美しい景観になるんですよ」。

2度目のチャレンジとなった重信さんのナチュラル・ガーデニング。
現在も朝夜、理想の庭づくりに向けて試行錯誤する毎日だといいます。
「今はまだ、理想とするメドウガーデンには程遠い状態ですが、あと一年病気の再発がなければ、耕作放棄地などを借りて本格的に挑戦したいと思っています」。

ブラックレースフラワー。

エキナセアオレンジスパイダー。

ホワイトレースフラワー。

ダリアダークデザイアー。

エキナセアアルバ。

エキナセアフラダンサー。

ガーデニング中の重信さん。風通しの良いリネンシャツと動きやすいBEAMS BOYのナイロンパンツをあわせて。

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