上品な所作があなたをより美しく!|「素敵オーラ」2割増しに見せる心得〜所作編

ふるまい1

TVなどでおなじみマナー講師の諏内えみさんにエレガントな所作について聞きました。

ハンド&ハンドで丁寧に美しく

基本的に物を持つ際は片手ではなく、もう片方の手も添えると丁寧で優雅に見えます。
とくに和食の席では、お茶碗を左手で、お箸を利き手の右手で取りがちですが、まずはお茶碗を両手で持ち、それから、利き手でお箸を持ち上げるとグッと上品な所作となります。

指先は揃えて閉じると優雅に見える

携帯電話を持つ際、指先が広がっていませんか? 何気ないことですが、指先を揃えて小指の先まで意識を持つと、とても美しく見えます。物を持ったり、人に手渡したりする際も指先にまで神経を行き届かせると、品がありエレガントな女性を表現できます。

ふるまい2

カップは指を通さず“ つまむ” ように

ティーカップを持ち上げるときは、穴に指を通すのではなく、親指、人差し指の2本を基本にそっとつまんで持ち上げましょう。それだけで驚くほど優雅で上品に映ります。何気ない所作ですが、お茶をいただく際にスッとできるように覚えておくといいですね。

ふるまい3


バッグは表側から腕を通して隙間を埋めて

ハンドバッグなどを持つとき、ついつい“おばちゃん持ち”になっていませんか? 身体の外に腕を向けるのではなく、バッグの表側から腕を通して、腕と身体の隙間を埋めるようにして持つと、コンパクトで品があり、すっきりしたスタイルに見えますよ。

ふるまい4

大人こそ「俯瞰力」を身につけましょう

駅の改札付近などで人と別れる際、急にその場で立ち止まったり、振り返りながらのお辞儀で他人にぶつかったりしていませんか?レストランでのお喋りなども然り。つい周りが見えなくなりがちですが、自分を遠目から見る「俯瞰力」を身に付けたいものです。 (「備え編」につづく)

『ku:nel』2019年7月号掲載
イラスト ヒラノトシユキ/取材・文 結城 歩


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