かっこいい70代!浅野順子さんってどんな人?ファッションからアート作品、息子の浅野忠信さんのこと

〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーとして活躍の浅野順子さん。60代でアーティストとしてのキャリアをスタートさせたり、自由なファッションを楽しんでいたり、かっこいい70代としてマチュア世代の憧れ。

先日、日本人初のゴールデングローブ賞・助演男優賞を獲得した浅野忠信さんの母という一面も。これまでクウネル・サロンに掲載した記事から抜粋してご紹介します。

family history/息子は俳優の浅野忠信さん

クウネル2022年9月号のスナップ取材で初登場。スナップ取材班が、青山で偶然キャッチしました。絵の具でペイントしたというデニムに『ZARA』のデニム。飾らない出立ちながら三つ編みにしたシルバーヘアーのバランスがかっこよく、独自のオーラを放っていたのが浅野順子さんでした。

圧倒的オーラに緊張しつつ撮影させていただくと「孫がモデルをやってるのよ。SUMIREっていうの」と浅野さん。お孫さんがSUMIREさんということはもしかして…とたずねてみると「息子は俳優の浅野忠信です」とにっこり。言われてみると確かに似ていらっしゃいます。

クウネル2022年9月号に初登場いただいた時の写真。

出産が早かったぶん早々に子育てを終え、古着店やバーの経営を経て、画家のパートナーと知り合ったことを機に、60歳を過ぎてから独学でアーティストとしての活動を始めたという浅野さん。現在は、個展を開催するなど、画家として精力的に活動中。

creation/かっこいいアトリエにお邪魔しました

60歳を過ぎてから独学でアーティストとしての活動を始めたという画家・浅野順子さんのお部屋を訪問。創作の場であり、暮らしのベースでもある個性あふれる魅力的な住まいをご紹介します。

壁は何度も自分で塗り直し。濃いグリーン部分は黒板塗装。中央の大きな作品は初個展用に描いた渋谷の街のアクリル画。

アトリエ兼住まいがあるのは、東京のど真ん中。築50年近いビンテージマンションで、浅野さんは20年ほど前から暮らしています。「内見に来たら、たまたま知り合いのクリエーターが住んでいて、その方が感じよくリフォームされていたんです。それで、その場で『買います!』って即決しちゃったの」

通りに面したアトリエは、陽当たり最高。特に明るい朝の光のなかで、キャンバスに向かう浅野さん。朝から晩まで描き、思い立ったら夜中でも筆をとるのだそう。テーマは決めずに、思うまま描くことがほとんど。

浅野順子さんのアトリエは、YouTubeでも公開中。誌面では紹介されていないチャーミングなトークも。

fashion/自分らしさを楽しむ自由なファッション

「ファッションってやっぱりセクシーであることが大事って思うのよね。セクシーと言っても、女っぽいとか男っぽいとかいう意味ではなくて、自分らしく自由に、っていうことかな」

フーディパーカーにニットを組み合わせたジャケットとイアーマフつきのハットは『desertic』 のリメイクアイテム。パンツは 友人からのプレゼント。ヴィンテージのシェルネックレスと。

浅野順子さんのコーディネートを見ればその言葉になるほどと納得がいきます。ルールや常識にとらわれることなく、自分がいいと思うもの、気分をよくしてくれる服を選ぶ。ハイとかローとか、ブランドのステータスを気にかけることなく、生きることの大切な一部として着ることをエンジョイするのが浅野さん流です。

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この記事の
プレミアムメンバー

浅野順子

1950年生まれ、神奈川県横浜市出身。日本とスウェーデンのダブル。独学で絵画を描き始め独特のスタイルで創作活動を続け、2013年63才で初個展【Junko Asano Exhibition】nuisance galerie以来個展を多数開催。現在もnew challenge進行中。

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