【私の読書時間】ノンフィクションライター・最相葉月さんが選ぶ「認知症・介護の支えとなる」3冊

『一条の光・天井から降る 哀しい音』耕治人
老老介護を描いた「命終三部作」 を収録。3編目の「そうかもしれない」は入院中の夫を訪ねた妻が 「ご主人ですよ」と言われ、返した言葉がそのまま表題に。同題の映画もある。講談社文芸文庫

『家族じまい』桜木紫乃
「5篇目は母の姉の視点から。家族だけでは行き詰まるところに、 普段はいない伯母が現れることでみんなが救われる。私自身も、母の介護中、伯母の存在に随分助けられました」。集英社文庫

『私は私になっていく 認知症とダンスを』
クリスティーン・ブライデン、訳/馬籠久美子、桧垣陽子

著者は発症後、結婚相談所に登録し結婚。その夫が彼女の活動を支えている。最相さんは、やはり若年性認知症を発症した元東大教授の若井晋さんの取材を通してこの本を知った。クリエイツかもがわ

著名人の方にクウネル世代におすすめの本を教えてもらう「私の読書時間」。今回はノンフィクションライター、最相葉月さんにお話を聞きました。

『クウネル』2024年9月号掲載 写真/池野詩織、取材・文/丸山貴未子

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『クウネル』NO.128掲載

フランス人の素敵なルール

  • 発売日 : 2024年7月20日
  • 価格 : 1000円 (税込)

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