家を大きな道具としてとらえ、少しずつ変化を楽しむ暮らしー網代佳奈さん【住まいと暮らしvol.78】

網代佳奈さん キッチン道具

部屋やごはん、お気に入りの道具たちを本人撮影の写真で見せていただき、バトンを繋いでいくリレー連載。前回の川島幸恵さんのバトンを受けてご登場いただくのは、アパレル会社PRの網代佳奈さん

網代さんの暮らしのルール

1)自然と季節を楽しむ
2)健康は食事から
3)美しい道具を長く大切に使う

網代佳奈さん プロフィール

昨年、家を建てたという網代さん。一番のこだわりは、日当たりのいい、吹き抜けのあるリビングだったのだそう。

「建てるにあたって、いろいろと悩みました。その結果決めたのは、まず真っ白な箱を作ること。家はインドア派の私にとって、一番長く過ごす場所。箱をスタート地点に、心地よく効率よく毎日暮らすため、いろいろと手を加えていきたいと思ったんです」

網代佳奈さん リビング

リビングのテーブルとチェアは、ジャン・プルーヴェで揃えて。「イタリアのFLOS(フロス)の浮遊感のある照明で、空間のバランスを取っています」

網代さんのお気に入りの場所はキッチン。

「料理が好きなので、キッチンに立ったとき、正面にリビングの窓が見えるようにしました。窓から空を眺めながら、少しお酒を飲みながら料理をする時間が好きです」

網代佳奈さん コーヒー

コーヒーは開化堂の茶筒に入れて。「わが家は浅煎り派。オニバスコーヒーのエチオピアを常備しています」

収納や家事導線を考え、設備も最新にしたことで、生活にも変化が生まれたそう。

「無駄なく効率よく暮らせるようになったせいか、朝も夜もゆっくり過ごす時間が取れるようになりました。でも10年経ったら、少し大掛かりな内装のリフォームをしたいと思っています。私にとって家は毎日を快適に過ごすための、大きな道具のようなもの。その時々にあった形でアップデートしていきたいです」

網代佳奈さん 照明とポスター

寝室の照明はLAFABLIGHT(ラファブライト)。「繊細なロープが生み出す光と影が美しいのはもちろん、温かみがありつつモダンなフォルムにひと目惚れ。レタープレスのポスターは、那須旅行で出合った、ベルギーのアーティスト・David Maurissenのもの。活版印刷なのにモダンさのあるデザインに惹かれました」

網代佳奈さん マグカップ

マグカップは、熊本・阿蘇の土と釉薬を使っている山下太さんのもの。「熊本旅行で購入。口当たりが優しくできていて、ちょっと女性らしいフォルムがお気に入り。毎朝のコーヒーのお供に」

網代佳奈さん 植物

リビングの一角には、長く育てているというヒカクシダとモンステラ。「気がつけばこんなに大きくなってしまいました。挿木から育てている子たちも。自宅にあるスピーカーはすべて『SONOS』。ちょっと面白いデザインのレッドオークのスツールは、リサイクルショップで見つけました」

網代佳奈さん チェア

ビンテージのアームチェアは、寝る前にゆったり過ごす場所。「サイドテーブル的に使える、平らなアームがお気に入り。ずいぶん古くなっていたので、カバーは自作しました。建築家のジェフリー・バワも愛用していた、スリランカのテキスタイルショップBarefoot(ベアフット)で購入した手織りのものを使って」

網代佳奈さん カーテン

天井から4mほどの長いカーテンを全面にかけて。『フジエテキスタイル』』のものをオーダー。隣家の目隠しにも。南向きで1日中日差しが入るので、日中は照明入らず。季節によって入る光が変わるのを楽しんでいます」

網代佳奈さん 花

ファッションもインテリアも、白や黒、ベージュが多いという網代さん。「あまり色を使わないので、花を飾ることで色を取り入れることが多いです。いろいろな花を入れたブーケより、どこかで摘んできたようなラフなものが好き。1種類をバサっと飾ることが多いです」

網代佳奈さん キッチン道具

パントリーに入ってすぐの場所には、よく使う調理器具や道具がずらり。「料理をするのが好き。長く使えて、佇まいも美しい道具に目がないです。使っていて気分が上がる道具を揃えるのは、趣味のひとつ。最近は蒸籠を使った料理にハマっています」

網代佳奈さん 自家製の麹

常備しているという自家製のにんにく醤油麹と玉ねぎ塩麹。「にんにく醤油麹は、お肉の漬け込みはもちろん、タレとしても使えるので、ハンバーグや湯豆腐の時にもおすすめ。玉ねぎ塩麹は、お肉や野菜の炒めものにサッと使うことが多いです」

網代佳奈さん 炭酸水メーカー

毎日炭酸水を飲むという網代さんは、今年『aarke(アールケ)』の炭酸水メーカーを導入。「電源不要なのもいいですよね。シルバーのキッチンに馴染んでいます。『Stelton(ステルトン)』のウォータージャグはブリタ対応。スタイリッシュな佇まいで、愛用しています」

網代佳奈さん 愛用の器

お気に入りの作家ものの器。「左上の十場天伸さんスリップウェアは、直火可能。コンロでそのまま炒めたり、煮たり、オーブンでの調理が可能。友人が使っているのを見て、すぐに買いました。右上と左下は、舟串篤司さんの器。余白が美しく、料理が美味しく見えます。和も洋も合うのもいいです。右下は、Kei condoさんの代表作。ちょっとしたおつまみやチーズなど、さっと盛るだけで様になります」

網代佳奈さん アクセサリー

スリランカで見つけたというシルバーのトレイには、毎日身につける時計やアクセサリーをザッと置いて。

網代佳奈さん 熊手

今年一の酉で手に入れた、浅草の鷲神社のよし田の熊手。「古くからの慣わしを大切にする両親の影響なのか、縁起ものも大切に。すべて手書きで仕上げているので、見ているだけで幸せな気持ちになります」

網代佳奈さん 愛犬

愛犬のダナは、8歳の女の子。「久米島からやってきた元保護犬で、大きな立ち耳と短い足が特徴。性格は怖がりで甘えん坊。休日はリビングで一緒にゴロゴロと過ごしています」

profile

網代佳奈/あじろかな

神奈川県出身。2010年よりアパレル会社のPRを担当。さまざまなブランドの立ち上げや販促に携わる。昨年家を建て、愛犬と夫とのんびり3人暮らし。
instagram@kanaajiro

網代さんがバトンを渡すのは、ネイリストの小西ゆうかさん。「ネイルからファッション、インテリアまで、抜群のセンスを持つ小西さんは、大人になってから出会った数少ない友人のひとり。ユーモア溢れる人柄で、いつも周りを笑顔にさせてくれます」と網代さん。小西さんの暮らしは、12月下旬に公開予定です。どうぞお楽しみに。

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