青山のとっておきの場所で開かれる趣あるイベント

のの青山イベント

東京・青山の森に抱かれ芝生の広がる「ののあおやま」でいにしえを偲ぶイベント「青山星灯篭」が9月22日(木)から開かれます。


こんなオアシスが、青山にあったとは!

2020年に東京、港区北青山都営住宅跡地にオープンした「ののあおやま」は、青山をよく訪れる人にも意外に知られていない和みプレイスです。
青山通りを一本入ったところにレストラン、ショップが入る複合施設がありさらに、多くの人がゆったり憩える芝生や「ののもり」と名付けられた緑こんもりのエリアも。

のの青山 外観

浮世絵にも描かれた風物詩を再現

昔の青山にオマージュを捧げるイベントとは……
このあたりは江戸のころは百人町といい、旧暦7月にはひと月、竹竿の先に提灯をつけ高く掲げる星灯篭という行事が行われていました。

浮世絵の題材にもなったこの星灯篭を現代の青山によみがえらせ、かつてここにあった環境と暮らしを再発見しようというねらいで行なわれているのが「青山星灯篭」のイベントプログラム。

のの青山 イベント風景
昨年のイベントにて。ののもりの背の高い緑と提灯の佇まい

3年めを迎え、ののあおやまを中心にいろいろな催しものと、ののもりに掲げられる星灯篭の灯が、イベントを彩ります。
催しは事前エントリーが必要なものもありますが、当日空きがあれば、参加OK。
ののあおやまのカフェやビストロでも星灯篭期間には限定のメニューも予定されています。

ののもり遊歩道入口
イベント期間中、ののもりの遊歩道入口は江戸ふう
神田山録
催しのひとつ「ののもり怪談」を演じる講談師、神田山緑さん
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青山の秋風わたる場所で和のイベントというのも風情があります。
買い物帰りに立ち寄って楽しみながら、時代や故き人の面影に思いを馳せてみましょうか。


取材・文/原千香子

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