体感温度マイナス3℃!奇跡の清流「仁淀ブルー」を求めて高知へ【大人のニッポン観光】

高知仁淀川のにこ淵

「仁淀ブルー」を代表する観光名所。滝つぼに日差しが真上から差し込むと、水の底まで透き通る美しいブルーに。水神の化身とされる大蛇が棲むと言い伝えられている神聖な場所だけあり、凛とした空気に背筋が伸びる。

高知仁淀川のカヌー体験

最も透明度が高い川の上流では、カヤックやSUPなどの水遊びに挑戦を。川の流れが穏やかだから初心者でも安心。透明なカヤックでゆっくりと水上散歩を楽しめば、川に浮いているような自然との一体感を味わえる。

 

いの町紙の博物館

仁淀川下流のいの町は、古くから紙の町として知られ、国指定の伝統的工芸品「土佐和紙」を継承し続けている。『いの町紙の博物館』では、職人による伝統技法「流し漉き」の実演を見学。この道70年以上という友草喜美枝さん(88歳)の手捌きに思わず見惚れてしまう。

高知大正軒のうなぎ

川の町のグルメといえばうなぎ。『大正軒』は大正2年創業の老舗。全室個室で焼きたてを提供してくれる。「うな重上」¥4,180は、香ばしくパリッと焼き上げた肉厚のうなぎがずっしり。うざくやうまきなどの一品料理も。

中津渓谷

『中津渓谷』の最大の見どころ、雨竜の滝。しぶきで髪や服が濡れるほどの水量は圧巻。断崖に囲まれた神秘的な空間で滝の轟音に身を委ねていると、異空間にいるような不思議な感覚に。

浅尾沈下橋

仁淀川で見られるいくつかの沈下橋の中でも最も景観が美しいと言われており、映画のロケ地としても知られている。沈下橋とは川が増水すると水面下に沈む橋のことで、川の多い高知ではよく見られる。

高知仁淀川のにこ淵
高知仁淀川のカヌー体験
いの町紙の博物館
高知大正軒のうなぎ
中津渓谷
浅尾沈下橋

連続テレビ小説「あんぱん」の放送で注目度が高まる高知。「奇跡の清流」と呼ばれる高知・仁淀川の清らかさを紹介します。 透明度が高く、川床に多い岩の影響で、エメ ...[続きを読む]

写真 玉井俊行、取材・文 吾妻枝里子

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『クウネル』NO.134掲載

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