旅好き絶賛の北海道白老町。美の複合施設『ナチュの森』と『界 ポロト』の圧倒的なおもてなし

校舎はものづくりを体験できるラボやミュージアムに、校庭は倶多楽湖の湧水が流れる小川や季節の植物や花が楽しめるガーデンに生まれ変わり、大人も子どもも楽しめる施設や空間がたくさん!

たくさんの香りから今の自分に合った香りを見つけるパフュームバー。調香の体験や、オリジナルミストを作るワークショップも。

実際に蒸留して作ったオリジナルドリンクもいただける。理科室での実験のような雰囲気!

コンパクトなライブラリーながら、専門書、絵本や写真集までが揃い、選書のセンスが秀逸。ずっと居たくなった空間。

倶多楽湖の湧水で淹れた〈水出しコーヒー〉、高知県産の生姜を湧水で蒸留した〈甘くないジンジャーソーダ〉は絶品。実験器具で作るオリジナルの蒸留ドリンクも!

カフェの隣には生活雑貨やドライフラワーなどの買い物が楽しめるショップも。

縄文人の“健康”にも着目。北の縄文人は虫歯が少なかった!?

北海道の縄文文化を、本土と世界の年表とでスケール比較。北の縄文時代が長く続いたことが一目瞭然。

たて穴式住居を再現! 中に入って当時の暮らしぶりを想像したり…。

1階のショップでは縄文展の関連グッズも販売!

展示は9/30(月)まで。特設サイト もぜひご覧ください。

毎日使う化粧品も、こうやって手間暇かけて作られる現場を見ると、ちょっと見え方も変わってくる。そんなきっかけになった気がします。
工場見学は日時限定。要予約。
工場見学ツアー

お電話での予約が必要。
電:0144-84-5961
営業時間:10:00〜17:00

客室すべてがレイクビュー。客室のテーブルは、アイヌ民族の伝統的住居「チセ」の炉をイメージしてデザインされたもの。テーブル中央部はほんのり灯りが灯せるようになっている。

客室に飾られたオールは、岡田実さんの彫刻作品。

コタン(集落)をイメージしたラウンジの中央には、アオペイ(囲炉裏)を囲むような暖炉が掘り込まれている。囲炉裏はアイヌの生活の中心にある、ということからヒントを得て設計されたそう。

ラウンジは夜になるとまた違った表情に。アイヌ民族にとって火は神様(カムイ)。暖炉の火は一日中絶やさないそう。

アイヌ民族の主食「オハウ」から着想された、山菜、肉、魚を入れて煮た〈じゃがいものすり流し鍋〉がいただける朝ごはん。

「△湯」は、男湯、女湯、湯上がり処など5つのとんがり屋根が連なる。『界 ポロト』のシンボル的な建物。

宿泊棟からとんがり湯小屋の眺め。冬の季節もまた趣の違った景色。屋根の銅板は経年変化の味わいが出始めている。

湯上がり処からポロト湖の眺めは絶景。窓にも三角形のモチーフが取り入れられている。

湯上がり処の天井は約10メートルの高さがあり、三角錐の形状に丸太を組んだアイヌ伝統の建築様式が見られる。

“イケマ”とは植物の根の部分で、悪いものを退治してくれる魔除けとして身につけられていたそう。ドライにしたカレンデュラ、シラカバ、コーンフラワー、モール温泉とイタドリ茶に浸して染めた紐を使ってつくる。

六角形の折り目がついた紙に、イケマ、ドライ植物を入れ、紐を通したら完成。自分だけの特別なお守りに。

北海道の南西部に位置する白老町。太平洋に面した地形から、夏は涼しく冬は雪が少ない快適な気候で、豊かな自然が広がります。

白老町へは、まず羽田空港から新千歳 ...[続きを読む]

取材・文 神保亜紀子

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