スタイリストchizuさんの高知旅【後編】 豊かな食文化に触れる・食べる!「街路市」めぐり

取材に訪れた時は、文旦から小夏に切り替わる時季。「おいしいき、食べていき」と差し出してくれたのは、文旦の皮を器がわりにした試食セット。

赤・緑・黄と新鮮な野菜がカラフルに並んでいます、生産者の直販売だから、安い!

みずみずしいトマトをその場でパクッ。新聞紙を再利用した買い物袋も街路市の風物詩。

アイスクリーム好きな土佐っ子に混じって、高知名物「アイスクリン」をいただきます

梅のいい香りに引き寄せられて。店主の種田さんにアドバイスしてもらい、ブランデー漬け用の梅を2kgお買い上げ。

量り売りの干物店は大人気。「店主・愛子さんの軽快なトークが最高。ここのちりめんは、ふっくら、うまみたっぷり。驚きのおいしさ!」(chizuさん)

店主手書きのカードに書かれているのは。「とにかくワンダフル!」な味なんです。

「素朴なお菓子だけど、ひとつひとつが本当にきれいなたたずまい。一目惚れしました」(chizuさん)

麺、出汁、トッピング(くじらマークのかまぼこ・ワカメ・すりおろし生姜・七味唐辛子)が一袋に入ったうどんセット。「お客側からの見え方を気遣い、袋の中に何が入っているかがちゃんと見えるように工夫して包装されている。こういう光景を高知の市場ではよく見かけます」(chizuさん)

火曜市で買ったもの。chizuさん絶賛のいももちと、同じお店で買ったあんもち、高知の名物「田舎寿司」も。

日曜市でも人気の「大崎商店」が木曜市にも出店。のし餅はお昼過ぎには完売するほど人気。

「大崎商店」では、すぐ売り切れてしまうのし餅を横目に、ゆずまんじゅうをゲット。「のし餅は私が家に帰るころには固くなってしまうから。その場でおいしいものを」(chizuさん)

こちらも、日曜市で人気の田舎寿司が木曜市にも出店。たけのこ、こんにゃく、みょうが、りゅうきゅう、鯖を詰め合わせたリッチな内容。売り切れ必至!

火曜市で買うことができる「うどんセット」は、木曜市では屋台でいただくことができます。

昼食は、屋台で「中日そば」をいただく。中日とは中華そばとお出汁のミックスのことだそう。chizuさん、初体験のメニュー。

chizu

スタイリスト。1955年、九州生まれ。食まわり、インテリアのスタイリングのほか、店舗・商品開発などにも携わる。

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※記事の初出は2023年6月。内容は執筆時の状況です。

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撮影/白木世志一、取材・文/神保亜紀子

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