元ミス日本・伊藤千桃さん。香りを暮らしに取り入れるヒントと、秋のテーブルコーディネート
「桃花源」の屋号で、神奈川県・葉山の自宅をベースにお弁当ケータリング、バーベキューサービス、民泊などを行う、〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー伊藤千桃さん。手づくりの暮らしを楽しむ伊藤さんが、香りのワークショップに参加したときのレポートです。
小田原で自分好みのアロマを手作り
今回、伊藤千桃さんが参加したワークショップは、香りの魔術師・ネリネさん(https://www.instagram.com/nerine_nerine_/)による「月を待つ。アロマの会」。
開催されたのは、小田原の喫茶&夕暮れバー『chinois歩歩路(シノワ・プープールー)』。毎月、趣向を凝らした内容のワークショップが開催されています。
「アロマはとても興味があり、日々の暮らしに取り入れていたので、参加を楽しみにしていました。庭では色々ハーブを育てておりますが、なかなか香り作りまでは叶わなかったので、とても勉強になりました。和やかな雰囲気でリラックスしながら、改めて自分の好きな香りを探究できました」
アロマのワークショップの後は、「chinois歩歩路(シノワ・プープールー)」のおつまみ&お食事タイム。「どれも美味しいだけでなく、体に優しい物ばかり。いただくことで身体が清められたような気持ちに。全てのお料理に大満足で、素晴らしいお月見の夕餉でした」
千桃さんは、このワークショップで手作りしたアロマオイルを毎晩お風呂上りに愛用中。自家製の化粧水をたっぷり付けて、そのあとアロマオイルを顔から首まで手でゆっくりマッサージしているそう。
「今まで化粧水をつけた後は、アロエを塗っていただけでしたが、アロマオイルを使うようになってからは気分が明るくなり、疲れもほぐれるようになった気がします。そのうえ肌もしっとり潤いもちもちに。アロマやオイルの効能を改めて実感しました」
ロールオンの方は、練り香水感覚で日中に手首につけて気分転換に。「香りに癒されてとてもリラックスします」。ワークショップに参加して、アロマの調合などについて難しく考えて過ぎていたことに改めて気づかせてもらったと、千桃さん。
「本当に好みのオイルを見つけて調合すればいいとわかり、自分でも作ってみよう少しずつ色々なオイルを購入しています。庭仕事等に忙しい日々にアロマを楽しむ時間を作って、景色を眺めながら足浴や手浴ができたら、最高!なんて妄想中です」
名月を愛でる桃花源でのガーデンパーティ
いとよしとのコラボで年に数回開催されている、千桃さんちにおよばれワークショップ。
9月29日の行われた「十五夜・月待ちの夕べ」。和服姿の千桃さんがゲストをお出迎えし、秋の風を感じるガーデンツアーからはじまります。
続いて、秋の実りをいただくデモンストレーション、お月見の行事にまつわるお話とワークショップ、最後は、お庭で食事とおしゃべりを楽しみながらゆっくりと名月を鑑賞。赤いテーブルコーディネートが月明りに照らされ、幻想的な雰囲気に。
「以前から赤のテーブルコーディネートが好きでクロスや食器などを集めていました。赤は華やかで強い印象がありますが、意外とどの食器にあうんです。テーブルクロスにしている布は、長めにカットしてもらった赤の綿生地。安価で洗濯機で普通に洗えるので気楽に使用しています。食器はコペンハーゲンや女性の作家物、骨董市で買った物など少しずつ好みの物を買い集めました」
料理はお芋のローズマリー入りのフリット、収穫野菜類の炒め煮、栗ご飯等。お月見にあわせウサギの箸置きも用意されていました。
「夕立に降られてひやりとしました。遠方からいらしてくださった方も多く、名月が見られて本当によかった! 月明りの下での夕餉、皆さんと素敵な時間を共有できました」
いとよしコラボ「千桃さんちにおよばれワークショップ」
次回開催は2024年春予定。
https://ito-yoshi.com/
取材・文/坂口みずき
SHARE
この記事の
プレミアムメンバー
伊藤千桃
1950年ジャカルタ生まれ。インドネシアと日本のダブル。「桃花源」の屋号で、神奈川県・葉山の自宅をベースにお弁当ケータリング、バーベキューサービス、民泊などを行う。著書に『千桃流・暮らしの知恵』(主婦の友社)が。
Instagram:@toukagenhayama