イベントなどでタイ料理を振る舞うアベさん。盛り付けの時に活躍するのは、アジアで見つけた器たちと、フランスのアンティーク皿です。
出張料理人として、あちこちで料理を振る舞っているアベクミコさん。活躍するのは、バンコクの市場で買ったアルミのプレートや、チェンマイのリサイクルショップで見つけた琺瑯の皿など。軽くて割れず、持ち運びに最適ですし、なんといってもタイ生まれの器ですから、タイ料理との相性は抜群です。
そんなタイメイドの琺瑯やアルミのライトな器をベースに、フランスのアンティークの器をコーディネートするのがアベさん流。長年の友人で、アンティークバイヤーの山端朱美さんがフランスで買い付けてくる古い器は、美しい色、繊細な絵柄、柔らかな質感など、長い時を経たからこその風格があります。
「花柄の大皿、八角の皿など、料理がとても映えます。風格のあるアンティークの器がミックスされると、テーブルの景色が変わり、引き締まるんです」
山端さんは「SOUVENIR de PARIS(スーヴニール・ド・パリ)」という屋号で、フランスで買い付けたアンティークの器や雑貨を出張販売しています。知識豊富な山端さんが、年に数回、現地に足を運び、独自のルートで買い付けてきている器たちは圧倒的な存在感。アンティークなので、「このとき、ここでしか出合えない」という一期一会の楽しみに満ちています。出店予定はInstagram(@soubenirdeparis)にて、随時告知されています!