本誌3月号の中の「暮らしを変えてくれた料理の本」で、エッセイストの稲垣えみ子さんが運命的に出合ったと紹介してくださったのが、東京・代々木上原にある『按田餃子（あんだぎょうざ）』の店主・桉田優子さんの著書。お話を聞いてすごく食べたくなり、久しぶりにお店に向かいました。

ミシュランのビブグルマンにも掲載されている、行列必至のお店。ランチの時間を外しても30分以上待ち、ようやく入店できました。

注文したターメリックレモネードは、鮮やかな黄色のホットドリンク。身体に沁みわたり、芯からポカポカに。

水餃子は4種類。「鶏 香菜の胡瓜」、「豚 カレー風味と人参」などヘルシーでユニークな組み合わせ。ラゲーライスはきくらげや金針菜が入った、 1日分の栄養素が賄えるメニュー。どれも優しい味わいで、並んだことも忘れるほど大満足。疲れも吹き飛びました。

お店は二子玉川にもあるほか、通販も可能。稲垣さんにご紹介いただいた『冷蔵庫いらずのレシピ』は残念ながら現在絶版ですが、とても興味深い内容なのです。個人的にも欲しいので、再販されることを願っています。（ライターMA）