「アイロンのプロ」ともいえるスタイリストの植村美智子さん。撮影現場で、自宅でと頼りにしているアイロンを教えて頂きました。
「アイロンを選ぶ上で私がポイントとするのは、立ち上がりの速さ、手に馴染むかどうか、そして、スチームの量。大量のスチームを当てて、一気にシワをとり、衣類を滑らかにするのが美しい仕上がりのコツです」
いろいろなものを試した結果落ち着いたのは、東芝の衣類スチーマーLa・Coo。(※写真のものより、現在はバージョンアップ)。電源を入れてから立ち上がるまでの時間が短く、強力なスチームが出て、短時間でパパッと衣類を美しく仕上げられます。水漏れもまったくないのだとか。
「アイロン台を出さなくていいので、思い立った時にすぐに使えて便利です。ハンガーに掛けた状態でのアイロンは、最初ちょっとコツがいるのですが、慣れると断然こちらのほうが楽。スタイリストたちが活躍させているのは、アイロンミトンと呼ばれている、手にはめられるアイロン台。アイロンとアイロンミトンをはめた手で、布地を挟むようにしてスチームを当てると、よりキッチリした仕上がりに。コードレスも便利ですが、アイロンの熱が冷めやすいので、私はコード付きを選びました」。台の上に衣類をのせ、その上からアイロンをかける、普通のアイロンのような使い方もできます。