ひとつ身につけるだけで一気に雰囲気が華やかになるアクセサリー。「アクセサリーを楽しむのは心の余裕」と話す雅姫さん。娘さんが大きくなり、子育てが一段落してからアクセサリーに目がいくようになったのだそう。そんな雅姫さんのアクセサリーに対する思いと、抜群のセンスをご覧ください。
雅姫さんは、アクセサリーを楽しむのは心の余裕だと言います。「23歳のときに子供が生まれ、子育てをしながら約3年で自分のブランドを立ち上げました。だから20代は記憶にある限り、アクセサリーのおしゃれを楽しむ余裕はなかったんです。小さい子供を抱っこすると、目の前にあるネックレスやピアスを引っ張られるし、料理をするときは指輪を外す。唯一、ずっとつけていたネックレスがありますが、それはお守りみたいな感覚でつけているものでした」
そして自分の中でもアクセサリー、ましてや高価なジュエリーなどは、贅沢で派手なものという印象を持っていたそうです。「撮影などでたまにつける自前のものはシルバー。ゴールドだと派手な印象がありました。今は服に合わせてアクセサリーを選んでいますが、当時はむしろ服に響かないものを選んでいました。だから小ぶりでシンプルなデザインばかりだったんだと思います」
家事を一切しない夫から、年に一度、罪滅ぼしのプレゼント
手首につけるだけで、全身のコーディネートを締めるバングル
雅姫さん
モデル、大人のための衣食住を提案する店「ハグオーワー」「クロス&クロス」デザイナー。自宅キッチンの改装を綴る新刊『わたしの理想のキッチン』(集英社)が発売中。
『ku:nel』2021年5月号記載
写真 大森忠明 / ヘア 岩井裕季 / 取材・文 今井 恵
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