トレンドを追いかけ、次から次に新しい服を買い……、という暮らしに違和感を覚えている方は少なくないはずです。〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーのなぎのりこさんもそのひとり。アイデアを駆使して、時代に合ったファッションを楽しんでいます。
ナチュラルなスタイルに時代のエッセンスを加える感覚が絶妙で、いつもフレッシュな印象のなぎのりこさん。
「多くのかたがそうかもしれないけど、新しい服をどんどん買うという気分で はないですね。近頃はワードローブの見直しをして、ワンシーズンしか着れなかった服のデザインを変えリモデルして着たり、リサイクルショップで、今まで手に取らなかったようなタイプの服を見つけては、トライしています」
リモデル、リサイクル。ともに「リ」で始まる、時代にも即した方法に着目したら、目先が変わるだけではなく、「服についても自分についても、新しい発見があって面白いんです」。
「新しい」ワンピースで
白のスタイルを今年らしく。
センスのいい店と出合い、
服のリモデルの可能性が広がって。
リサイクルショップでの
宝探しにはまる。
私的トレンド
「襟元のポイント」
「未開拓なスタイルですがとても気になって」黒いボウタイ付き白ブラウスを入手。シフォンリボンのチョーカーもプレーンなニットなどと合わせよく着けて いるそう。「付け襟も集めて何に合わせるか思案中。潜在的にそういうおしゃれが気分なのかも?! シンプルな服装に大げさでなく華やかさを加えたくて」
●ほかにもいろいろ、なぎのりこさんのおしゃれサンプル
◎ロマンティックなムードをまとったリメイクワンピース。
◎大人がときめく動物モチーフやイニシャル小物。かばんの中身を拝見。
◎『Whim Gazette』のオールインワンに『petite robe noire』のアクセサリーをプラス
◎コンバースのハイカットには、ビルケンシュトックのインソールをプラスして履き心地アップ
『ku:nel』2021年3月号掲載
写真 玉井俊行 / 取材・文 原 千香子