〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーであり、モデル・女優として活躍するなぎのりこさんは、日ごろから「荷物が多い」とおっしゃいます。気になるかばんの中身を拝見しました。
この日のかばんは、数十年前にパリで購入した『エルメス』のバーキン。コーディネートが少しカジュアルになったとき、これで全体を引き締めてバランスをとるのだといいます。
「昔は、いまほどお値段も高くなかったんです。作りが良くてたっぷり入るかばんには、ついあれもこれもと入れてしまって、気づけば重たくなっていることもしょっちゅう」と、なぎさん。
でも、ふつうに持つのではなく、お気に入りのチャームを付けて、あえて外すのがなぎさん流。こちらのバーキンには、ビーズでできたインディアンのモチーフが揺れていました。
「いつも、かばんには何かしらのチャームを付けています。服と違ってアレンジしにくいアイテムなので、ちょっとしたスパイスとして。こうするとかばんに愛着が増しますし、‟どこでも一緒の相棒”という感じが嬉しいんですよね」
いつもかばんに入れているものも、特別に見せていただきました。
『ドゥーズィエム クラス』で購入した黒のポーチ。
『コーチ』のキーリングには、恐竜モチーフのチャームと、なぎさんのイニシャルである‟n”のシルバーチャームが付いています。
質の良いレースのハンカチは、バーニーズニューヨークで買い求めたもの。よく見ると、やっぱりハンカチやシルバーのリングにも、‟N”の文字が刻まれています。
「自分のイニシャルがついている小物は、なんだか呼ばれている気がしてつい手に取ってしまうんです。『TOM WOOD』のシルバーリングは、シンプルなのにちょうど良いボリューム感があって、一つでも、他のリングと組み合わせても馴染みが良いのでお気に入りですね」
それから、お守りのように肌身離さず持っているというペンデュラムに水晶、かわいい形のどんぐり(散歩の途中で拾ったそう!)も発見しました。
「とくに誰かに見せるわけではないんですが、かばんに入っているとそれだけで落ち着くんですよね。でもこうして、ついいろいろ持ち歩いてしまうので、いつも荷物が多いんです……(笑)。」