フィットして品よくキマる、軽やかなクロワッサン型バッグ【おしゃれ達人のバッグの中身】
おしゃれな方のバッグとその中身を紹介する連載。今回は、スタイリスト・千葉和子さんから、愛用するバッグとその中身をご紹介いただきます。
フィットしやすいクロワッサン型のレザーバッグ
4サイズを展開する〈クロワッサンバッグ〉。千葉さんはラージサイズを使用。「ショルダーや斜め掛けは、両手が空くところがいいですね」
色はコーディネートしやすいブラウンをチョイス。幅広いシーンで使える、レザーならではの風合いも魅力です。
「レザーは重たいイメージがありますが、これはとても軽く、収納力も十分。荷物をたくさん入れても形が崩れず、落ち着いた質感なので、オンオフ問わず活躍しています」
使いやすさにちょっとした個性を添えるアイテム
携行品は一見シンプルながら、使い心地やディテールにこだわりが見えるアイテムをセレクト。全体は落ち着いたトーンでまとめています。
財布:『メゾン・マルジェラ』の二つ折りタイプ。キャッシュも入れたいので、このくらいのサイズがちょうどいいです。
名刺入れ:『irose』の〈シームレスカードケース〉を名刺入れに。荷物の中でも見つけやすいカラーです。
キーケース:セレクトショップで目に留まり、「かわいい!」と思わず購入した『irose』の〈チューブキーケース〉。キーケースらしからぬデザインと、バッグの中のカギを探している時に、触っただけで分かる形状がお気に入り。ポケットにもきゅっと収まります。
メガネ:乱視なのでメガネはマストアイテム。この『ジャック・デュラン』は10年近く使用しています。付属のケースも優秀で、ソフトな質感ですが、メガネはしっかりとガード。出し入れもスムーズで使いやすいです。
「ご縁」がある?長年愛用のエコバッグ
千葉さんが使うエコバッグは、『SUZAN BJIL』の〈The New Shopping Bag〉シリーズ。なんと20年使い続けているという相棒には、ちょっとしたエピソードが——。
とても丈夫なので、洗って丸めてバッグに入れて……を長年繰り返しています。
「実は何度も失くしているんですが、必ず戻ってくるんですよね。道に落としたときは、誰かが拾って近くの枝に掛けてくれたものを、偶然家族が見つけて持ち帰ってきました(笑)。これはもうご縁、大切に使い続けたいと思います」
撮影/斎藤弥里、取材・文/松永加奈