【素敵な人の着こなし術】おしゃれ迷子の大人には、きちんと感のある素材が味方になります。
「親としての場所、仕事先での役職など、選ぶ服が変わる時期でもありますし、体型も気になってくる。でも、今の自分に似合うおしゃれを楽しみたいですよね」
ニットのジレでカジュアルさを出しつつ、それぞれのアイテムの質感で、きちんとした大人の雰囲気もキープ。
薄くて暖かい『loin.(ロワン)』のカシミアのジレは、季節の変わり目にも重宝。「シャツ一枚だとちょっと寒いかなというときに、ちょうどいいんです」
一枚羽織るだけで、暖かさがぐっとアップ。「ジャケットと違い抜け感が多いので、暑すぎないところもポイントです」
リラックス感がありながら、生地のハリや切り替えなどディテールが効いている『HYKE』のドレスシャツ。「娘の入学式では、センタープレスのパンツにすっきりした靴とパールを合わせました」
マチュア世代には定番人気の長め丈。「ビッグシャツはブームが過ぎているかもしれませんが、白は合わせやすいので、トレンドは気にせず着用しています」
使いやすいライトカーキのパンツは『オーラリー』のコットン製。
長め丈のベーシックな形で、抜群の着回し力という『オーラリー』のステンカラーのコート。「襟元で表情を変えられるところもいいですよね」
ベルトループがちらりと見える裏面は、シルク素材を使ったリバーシブル。
『HYKE』のフードにもなるニットストールは、後ろ姿に個性がきらり。
すっと伸びるリブと色合いがコートにフィット。「茶系やベージュ、グレーのようなどちらかというと地味な色が好きで、落ち着きますね」
神楽坂の『3rdinary』がメキシコの『Diminutivo』に別注した、バスケット型バッグ。ハンドルは牛革、天然素材に見える本体は、リサイクル素材のポリエチレンの編み込み。
肩に掛けたときに見える、底のデザインもぬかりなく。
アンティークな風合いで馴染みのいい『noguchi』のリング。控えめな存在感をいくつもつけることで、手元に洗練さが生まれます。
「まとめ髪×眼鏡」のスタイルが千葉さん流。輪郭を引き締め、イメージにもぴったりの眼鏡は渋谷の『ジャックデュラン』で。
昨年は赤いブラウスにもチャレンジ。「周りの人や出先で褒められたり、家族の評判も上々でした」
年齢を重ねると、「何を着ればしっくりくるのか」と迷うことも増えてきませんか?そんな大人ならではのファッション悩みに効くヒントを、おしゃれな方々に教えていただ ...[続きを読む]
撮影/斎藤弥里、取材・文/松永加奈
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