【パリのデニムスナップ】秋はデニムが着たくなる。大人のデニムはカジュアル過ぎないが肝

秋はデニムの季節。デニムをメインにしたコーディネートが気になりますね。いままでクウネル・サロンで紹介したパリのファッションスナップの中から、素敵なデニムスタイルをピックアップしてご紹介します。

1/大好きなジーンズは、私のユニフォーム

オンラインでヴィンテージの服を販売するヤエル・ベナムーさんは、ジーンズがユニフォームと言います。

「ジーンズは日常着でありながら、合わせる服や小物、そしてヘアやメイクによって、いかようにもシックに変身できる魔法のアイテムです」

そんなヤエルさんの、3つのデニムスタイルをご紹介します。

70年代の『サンローラン』のジャケットに80年代のリーバイスのシャツを合わせた着こなし。ジーンズは『COS』、ブーツは70年代のイタリア製。首に巻いたスカーフがアクセント。

チェック柄、マロン色、シルエットにひと目惚れした80年代ラコステのシャツ。ホワイトデニムは『COS』。「白はもっさりするので気に入ったカットに出合うのがむずかしい」

デニムシャツにグレーのスウェットを重ね、501XXと。カジュアルな組み合わせも、スウェットの袖と裾からシャツを見せ、襟元のスカーフと『バレンシアガ』のバッグの差し色で、バランスよくこなれ感を演出。

2/デニムジャケットとの組み合わせ

民宿経営をしているというナディーヌ・トレベルンさんの着こなしは、デニムのショートジャケ ットとホワイトパンツですっきり。

合わせた靴は「カットワークが好きでバカンス先で買ったもの」。白とブルーのコーディネートに『エラム』のバッグで大人のアクセント。

3/同系色にスニーカーがポイント

広告業のジュリー・ベギノさんのシックなスタイル。

冬は黒やグレーなど、モノトーンの服を着ることが多いと話すジュリーさん。重くなりがちなダークカラーコーデをイザベル・マランのベルトでウエストマーク。足首を見せたデニムの丈と、白のスニーカーで軽さを演出しています。

アウター/『アニエスベー』、ボトムス/『A.P.C.』、シューズ/『アディダス』

1/『クウネル』2023年5月号掲載 写真/篠あゆみ、コーディネート/石坂紀子、鈴木ひろこ、文/今井恵
2/『クウネル』2022年9月号掲載 写真/新村真理、コーディネート/鈴木ひろこ、編集・文/今井恵
3/『クウネル』2024年3月号掲載 写真/新村真理、コーディネート/鈴木ひろこ、文/今井 恵

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