気負わず心地よく!パリで暮らす女性に学ぶ「素敵な部屋づくりのコツ」3選

パリに暮らす女性たちは、好きなものにこだわった心地よい部屋づくりがとても上手。気負わず楽しく模様替えするコツとは? 『クウネル・サロン』で今年ご紹介した、パリの素敵なアパルトマン3選をお届け。ぜひ新しい年の部屋づくりのお手本に!

模様替えで動線を変えれば暮らしが新鮮に

自身でリノベイトしたキッチンは、すりガラスのレンジフードを残して、壁から出てきたレンガをアクセントに。

27歳の時に語学留学のために渡仏した山根恵理子さんが暮らすのは、古き良きパリが残るモンマルトルの麓にある、築100年越えのアパルトマンの最上階(5階)。

6年前に直したキッチンは、職人さんがリノベイトする傍ら、山根さんもペンキ塗りを担当。部屋の模様替えが好きで、2カ月に一度ぐらいの割合で、家具を動かしているのだそう。模様替えの参考は、旧い洋雑誌の切り抜きやインスタグラムの画像など。

ガラスのテーブルは道で拾ったもの。新品にはこだわらないのがフランス流。

切り抜きはスクラップブックにして、時々眺めているという山根さん。本棚を動かしたり、ソファの位置を変えて動線が変わるだけで、同じ家具の部屋にいても気分が新鮮になると言います。家具の配置を変えて気分を一新する、真似したいテクニックです。

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今あるものを工夫して使うのが豊かな暮らしのコツ

天井があまり高くなくても、縦長の目線になるようにオブジェや写真をバランスよく配置。

アーティストのヴェロニック・マルムーズさんは、自然光がたっぷり入る、明るいメゾネットタイプのアパルトマンでひとり暮らし。大好きな植物やポストカード、蚤の市で見つけたオブジェなども気負わず自然に並べています。

お料理が大好きなヴェロニックさんは、キッチンに立つ時間も大好き。スペースはコンパクトながらも、機能性の高いツールがずらり。ときには友人を招いて料理を振るまうことも。

キッチンはコンパクトながら4コンロで機能的。狭いスペースにもお気に入りをディスプレイ。

祖母から譲り受けたテーブルに、道で拾ってきたデザイン違いの椅子、手作りのカバー、ワインの空き箱を再利用した本棚など、ものが多くても、それが好きなもの、好きな場所にあるからこそ、居心地のいい部屋に。お金をかけずとも、今あるものを工夫して使うのが、豊かな暮らしのコツなのかもしれませんね。

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完璧は目指さず育てるように部屋を作る

キッチンはスカイブルーでペイント。限られたスペースの中で、S字フックを多用し、ツールは吊るして使い勝手良く。

アートディレクターのマリー=ノエルさんは、パリ郊外の一軒家で夫と大学生の娘との3人暮らし。コロナ禍のロックダウン中には、ガレージをアトリエにリノベーションし、現在は各部屋のペイントを予定しているそう。

仕事以外の時間を多くをキッチンで過ごし、料理をしていない時も、キッチンの横にあるテーブルに座ってラジオを聞きながらお茶を飲むのが至福の時間というマリーさん。今後はキッチンの大改造も計画中だそう。

バスルームにはブロカントで見つけた棚やラベリエ(ランドリー)の文字をディスプレイ。

「床に敷いているのは、私が大好きな30年代の古いタイルなんですが、長年の使用で割れてしまった部分があるんです。さすがに同じタイルは見つからなかったので、似たようなモチーフのタイルを使って、キッチンの床を全面修復しようと思っています」(マリーさん)

無理をせず、目標に向けてマイペースで家を育てていく、フランス人ならではのセンスと知恵が光るお部屋です。

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写真/篠 あゆみ、コーディネート/鈴木ひろこ、文/今井 恵

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