“おしゃれすぎる60代ブロガー”初のスタイル本。春夏秋冬72の装いを一冊に

60代のトップブロガーIllallan(イラッラン)さんによる初の著書『60代のコーディネート、ずっと変わらない「好き」を主軸に』が好評発売中! 春夏秋冬の装いをメインに、日々の暮らしまで丁寧に綴った一冊になっています。

おしゃれすぎる60代ブロガーによる、初のファッション本

現在65歳の人気ブロガーIllallanさん。10年以上続けているファッションブログで発信する、プチプラもハイブランドも取り入れた、華のあるコーディネートが大人気。Amebaブログ公式トップブロガーにも認定されています。そんなIllallanさんの初の著書が好評発売中!

『60代のコーディネート、ずっと変わらない「好き」を主軸に』(KADOKAWA)

本書では、Illallanさんが厳選し愛用している服を、自己流でミックスする大人の着こなし術を解説。春夏秋冬で72のコーディネートを紹介しています。

「私はこの夏65歳になりました。現在の私の人生観は、“自分の中にある美学を実現させていく日々を送りたい”ということです。私には私の、あなたにはあなたの美学があり、それぞれが紡ぐ物語が人生として残されていきます。“装うこと”は、自分の内にある美学のわかりやすい発露です。今日も、明日も、装うことを大切に、楽しみたいと思っています」と語る、Illallanさんのこだわりや暮らしがギュッと詰まった一冊になっています。

今回は、クウネル・サロン読者に特別に本書の中から一部記事を大公開!Illallanさんお気に入りのコートを主役にした、冬ファッションをご紹介いたします。

※これより下の記事は『60代のコーディネート、ずっと変わらない「好き」を主軸に』(KADOKAWA)からの抜粋です。

コート#01 『ユニクロ』のダウンパーカー

寒さ厳しい真冬に、何より頼りになるのがダウンパーカー。ただ、寒いことは十分わかっていても、着ぶくれしてしまうところが難点ですよねぇ…。私も、絵本のスノーマンのようなシルエットに、「こんなはずでは!」と思ったことがしばしば…。

で、長年失敗を繰り返した結果…。「着ぶくれを恐れ、ボディラインにそったシルエットのものを選んでしまうと、かえってスノーマン化する!」という法則に気づきました。

ダウンパーカー(ユニクロのメンズ)、ワンピース(ZARA)、ブーツ(UGG)

現在頻繁に着用しているダウンパーカーは、実は夫のもので男性用のMサイズです。オーバーサイズのダウンパーカーの方が、コントラストで、中身を華奢に見せてくれます。

ただ、注意点があります。「頭を小さくまとめる」「足元の重厚感を出す」「マキシ丈スカートやワイドパンツなどで、縦長のIラインを出す」こと。これだけ押さえておけば、大丈夫です。

病床の母が編んでくれたニット帽は、薄手ながら、被るととても暖かです。一目一目に、手のぬくもりが宿っているように感じます。

コート#02 レトロなAラインコート

アウターは、足首まである長さのロング丈が好きなんですけれど、ショートコートだとAラインが好みです。

どこかレトロな雰囲気が漂うAラインコートは、皇室御用達ファッションデザイナーとしても活躍されていた宇治正人さんデザインのもの。

コート(Masahito Uji)、シャツ(DHOLIC)、デニム(each)、バッグ(LOEWE)、ブーツ(Lavish Gate)、ピアス(BEAMS)、ブローチ(CHANEL)

宇治さんがデザインされたお洋服には、CHANELのアクセサリーが似合うなぁ…と、個人的に思っています。襟につけたシャネルのコインブローチも、まるで最初から付属品としてつけられていたかのようにぴったりです。

宇治さんのデザインは、レトロな淑女感が漂っていて、そこが魅力なのですけれど、淑女のキャラからは程遠い私は、デニムなどでラフに着崩したスタイリングをしています。

白いシャツ+デニムのシンプルなスタイルも、一気におしゃれ度をアップしてくれる頼りになるコートです。

沈んだ落ち着きのあるコートには、辛口の小物を合わせるようにしています。バッグもブーツもクールなイメージのものを選びました。

コート#03 25年来の相棒『MaxMara』のコート

若き日に、少々背伸びして、「えいや!」と購入したMaxMaraのコートは、今袖を通しても、当時のドキドキ感が蘇ります。

アルパカ混の暖かさに惹かれ、おじさんっぽいともいえるほど渋いデザインや色の、辛口の大人っぽさに惹かれ、手に入れた一着です。

コート(MaxMara)、シャツ(DHOLIC)、パンツ(アーバンリサーチ)、バッグ(FENDI)、スリッポン(H&M)、ピアス(Lavish Gate)、リング(ブルガリ)

購入した当時は、母に「地味で似合わない」と酷評されたコートですけれど、ここ10年くらいで、ようやく着こなせるようになった気がしています。

渋い趣のコートに合わせて、渋い趣のバッグを持ちました(笑)。アンティークな雰囲気のあるFENDIのバッグです。こちらも購入当時、コート同様、母曰く「地味ね〜…」と不評でした。でも「一生飽きずに持てそうだな」と思った第一印象は間違っていませんでした。

長く愛用しているお洋服たちは、もちろん無機質のものではあるのですが、一緒に歳を重ねた相棒のように感じます。お洋服は、体を包んでくれるものだから、一緒に過ごした時間は、まるでそっと抱きしめてもらっていたような気がします。

そういう意味で、ほかの生活用品よりも、親近感は強いのかもしれません。長い年月、私を見守ってくれて、ありがとう。

書籍は好評発売中です!

60代のコーディネート、ずっと変わらない「好き」を主軸に

60代の人気ブロガーIllallanさんによる初の著書。プチプラ、ハイブランドに関係なく、「好きなテイスト」を厳選し長く愛用し、自己流でミックスする自由なおしゃれの楽しみ方を伝えます。年齢を重ねても色褪せないコーディネート術がわかる一冊。

■著者:Illallan(イラッラン)
■定価:1,650円
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