小粋な春のボーダーコーデ。無印もセントジェームスも、大人が上品&可憐に着こなすためには
春になると無性に着たくなるボーダートップス。カジュアルアイテムの定番でもあるボーダーを大人が着こなすためには、きれいめのボトムを選んだり、パールアクセを合わせるのがおすすめです。大のボーダー好きを公言する〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーのcanaria_rs(カナリア)さんのコーデ例、ご紹介します。
目 次
1)セントジェームスの代表作といえばウェッソン
ボーダーのカットソーが昔から大好きです。その中でも、やっぱり『SAINT JAMES(セントジェームス)』は特別な存在。ブランドの代表作でもある〈ウェッソン〉は、十年以上前から愛用しています。しっかりした厚手の生地はハリがあって、洗濯するたびに少しずつ自分の肌に馴染んでいく過程も含めて、魅力だと思っています。
余談ですが、先日70代の母が東京へ遊びに来た折に、私のお古のセントジェームスをあげたところ、喜んで着てくれているそうです。
2)素肌に心地よいセントジェームスの半袖ボーダー
こちらは、晩春や夏に毎日着たくなる、セントジェームスの半袖カットソー〈ピリアック〉。私が初めて買ったセントジェームスでもあります。ポイントは袖丈で、ふつうのTシャツよりよりやや長めの作りになっているので、気になる二の腕もカバーしてくれて、全体のバランスがきれいに見えるという利点が。さらりとした薄手の素材で、とにかく着ていてストレスがありません。
3)白地がクリーンな印象を与えてくれるナヴァル
もうひとつ、セントジェームスの大定番として知られる〈ナヴァル〉は、我が家では夫と共有しています。なんていいながらも、圧倒的に私のほうが着ているわけなのですが……。
これまでセントジェームスは体にフィットするサイズばかりを選んできたのですが、年齢を重ねたいま、思い切ってたっぷり余裕があるオーバーサイズを、と思ってT5を購入しました。メンズのMサイズ程度のサイズ感がとても新鮮で、コーデの幅がぐんと広がりました。
4)みんな大好き無印ボーダー2種
何年着続けているかもわからないくらいですが、ご存知『無印良品』のボーダーカットソーも、私の着回しには欠かせないアイテム。ちょうどよい首回りの開き具合、適度に体にフィットするサイズ感、きちんと感のあるボーダーのピッチ(細め)。2種類デザイン違いで持っていますが、どちらも普遍的で、安心・安定の一着なのです。
一枚で着るのはもちろん、サロペットのインナーにしたり、肩に巻いてポイントにしたりと、とにかく万能です。ちなみに私が手持ちのものはもうずいぶん前の商品ですが、ボートネックのほうは〈太番手ボートネック長袖Tシャツ〉が もっとも似ているのかな、と思います。
5)プチプラでも優秀なcocaのボーダー
1~2年程前にネットで購入した『coca(コカ)』のボーダーカットソー。きれいな紫の色味、反してメンズライクなボックスシルエットに惹かれて、変化球ボーダーとして取り入れました。セントジェームスなどと比べると、だいぶお手頃価格(たしか1,500円程度)でゲットしました。
日ごろ、原色はあまり着ないというマチュア世代の方でも、こんなプチプラなら気負わず取り入れることができると思います。カラー×カラーの色合わせも楽しく、気分が上がります。
今月のカナリア通信
先月、長野県上諏訪の温泉へ行ってきました。まだ長野県では桜が開花する直前でしたが、ありがたいことにお天気にも恵まれ、お宿にも恵まれ、先月の本カナリア通信では熊澤酒造のことを書きましたが、今回の上諏訪でも酒蔵がたくさんあり、飲兵衛にはたまらない2日間になりました。
今回予約した『翠 諏訪湖』は、直前に奇跡的にキャンセルが出て訪問することが叶ったお宿ですが、食事もお部屋も源泉かけ流しの温泉もサービスも、なにもかも素晴らしく、館内にある日本酒Barでは、びっくりするほどおいしい日本酒もいただきました(飲んでばかり)。私たち夫婦は普段はふたりともビール党で、日本酒には少し苦手意識があったのですが、いよいよ禁断の日本酒ワールドに開眼し、今度お取り寄せしてみようと目論んでいます。
帰京してからも、お土産に買ってきたお香〈暮らしに寄り添うお香 クロモジ〉を焚いて、楽しかった旅行のことを思い返したりしています。
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プレミアムメンバー
カナリア
1969年生まれ。自身のコーディネートや等身大の暮らしを綴ったブログ『Canaria Style』やSNSが、大人の女性たちから人気を集める。不定期で自作のアクセサリーも販売。
https://ameblo.jp/pikoriino/
Instagram:@canaria_rs