春コーデにプラスワン!フードスタイリストが愛用する可愛くて機能的な「がまのバッグ」
洋服やおしゃれ小物に愛をたっぷり持ち合わせ、いつもかっこいい人たち。スタイリングでどんなアイテムを重宝としているのでしょうか?フードスタイリスト・肱岡さんがご紹介してくれた「がまのバッグ」はこれからの季節にぴったりの愛用品です。
どんな服にも合い、機能も満足の優秀アイテム・がまのバッグ
がまのバッグは素朴さと品をもつ岡山の伝統工芸品です。
「知り合いがとてもおしゃれに持っていて一目で気に入りました。和のテイストですが実は洋服に合い、かごバッグとして遊びもほどほど。シンプルな形で主張も強すぎない。柔らかいので服にもあたらず、ツヤのある風合いも楽しめ型崩れ知らず、と優秀です」
肱岡さんは実用面も気に入って、書類がはみ出さない大サイズも購入。
「アンティーク等のアクセサリー類もおしゃれの必需品。明るめの色のニットや黒のロングワンピースにアクセントを作り変化をつけるのが好きです。がまのバッグはそんなシンプルな服装にも溶け込む包容力がありますね」
肱岡香子/ひじおかきょうこ
フードスタイリスト 57歳
30年以上にわたって料理関連の書籍のほか雑誌、広告、テレビ番組などでスタイリングを手掛けている。著書に『東京手みやげ美人』(講談社)が。
気軽なおしゃれアイテムと長い長いつきあいを
愛着が深くてつい穿く機会が多いスカート。周りにも私らしいアイテムと認識されているようです。
「黒ベースの服装が多い中で、このスカートは適度なニュアンスをプラスできますし、カットソー素材のカジュアルさもよくて。少しハードなジャケットと合わせても、Tシャツとでもサマになりオールマイティ」と小林さん。
現役で活躍中のこのスカート、40年前に購入したものだとか。生地やシルエットに遜色がないのは大切にキープされてきたからでしょう。
「クローゼットで寝かせた年もありましたけど、引っ越しを重ねても連れて動いていました。この先もずっとおしゃれを助けてくれると思います」
小林啓子/こばやしけいこ
シンガー・墨刻アーティスト 75歳
1969年デビュー、『比叡おろし』 などがヒットしたのち休業。2002年、約30年ぶりに活動を再開。現在は「小林羽啓」の名で古代文字の墨刻家としても活動している。
『クウネル』2023年5月号掲載
写真/玉井敏行、取材・文/原 千香子、間中美希子、矢沢美香
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『クウネル』No.120掲載
センスのいいあの人の愛用品
- 発売日 : 2023年1月20日
- 価格 : 980円 (税込)