これから60代に向けて。シルバーヘアになり「タンパク質を意識した60歳食」をはじめました

ミニマムなワードローブ、2年間にわたるシルバーヘアへの移行など、好きなものと年齢に合わせた生き方のシフトをしている〈プレミアム・メンバー〉の広瀬裕子さん。
あと半年で60歳になるとのことで、新しく「はじめたこと」「やめたこと」についてを紹介してくださいました。

歳をかさねていく事は、変化の過程を受け止めること。

60歳まであと半年。気分は「ほぼ60歳」です。この数年は、よくも悪くも、年齢を意識しながら暮らしていたように思います。50歳になった時も感じましたが、この世代は、暮らし方、生き方をシフトしていく、いかざるを得ない年齢なのでしょうね。

そのために新たに「はじめたこと」「やめたこと」が、いくつもあります。前向きに切り替えたものもあれば、必要に迫られて、という事ももちろんあって──。でも、その選択も過程でしかありません。少し先になれば、また、変わっていくのです。

60歳というひとつの区切りで「はじめたこと」「やめたこと」。これから先の変化も含め、日々おどろきながら、受け止めていけたらいいと思います。

はじめたこと。
『完全なシルバーヘアの観察と手入れ』

カット/薫森正義さん
Instagram:@magemori

半年ぶりのカットは、薫森さん曰く「秋冬に向けて重さのある艶やかなボブにカット」

「はじめたこと」として大きいのは、やはり、シルバーヘアでしょうか。いままでは「移行期」でしたが、春に移行期が終わり、シルバーヘアがわたしにとって「当然のこと」になりました。

先日、半年ぶりにヘアカットに行ってきました。カラーをしていた髪色と元々の髪色の境は今はありません。これからは、すきなように切ることができるのです。シルバーヘア移行期は「こうしたらどうかな?」と、移行期を乗り越える工夫をサロンの方と一緒にあれこれ考えていましたが、先日は「どのくらい切りますか?」「5センチでお願いします」「もう少し切ってもいいかも?」というやりとりでした。

シルバーヘアになったわたしですが「こうしていきたい」という次のヘアスタイルは、まだ、胸の中です。今回は、伸びすぎた髪をカットしてもらい、しばらくは、髪ケアをしようと考えています。

やめたこと。
『ベジタリアンに近い食事』

自宅でハンバーグを焼くのは25年ぶり。「おいしい」と教えてもらった人形町・日山さんの生ハンバーグを。

「髪と爪は体に必要な栄養が回ったあと最後につくられる」と聞いたことがあります。それもあり、シルバーヘアになってからは、意識的に動物性タンパク質をとるようになりました。

30代、40代は、ベジタリアンに近い食生活を送っていました。当時、いただいていたのは、野菜や卵、乳製品、豆類、穀物、それと魚介類。ペスカトリアンというものです。けれど、この1年は、お肉類もとるようになりました。お肉をいただくと髪も肌も潤うのがわかります。選択肢が増えるのは、いいですね。

シルバーヘアは、髪の艶があるほうがきれいに見えます。「タンパク質を意識した60歳食」を心がけて、艶だけでなく、毛量、肌、爪、体そのものをよくしていたけら。「よくしていく」というか「現状維持」が目標です。

カット・撮影/薫森正義

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この記事の
プレミアムメンバー

広瀬裕子

執筆のかたわら、50歳から空間設計の仕事をはじめ、現在は設計事務所の共同代表としてホテルや店舗、レストランなどのディレクション、フードアドバイス等にも携わる。著書に『55歳 おとなのまん中』(PHP研究所)など多数。
Instagram:@yukohirose19

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