汗で頭皮が蒸れてにおう、中途覚醒してしまって寝不足ぎみ......と、夏は暑さや寒暖差ストレスなどの影響で、心身ともにさまざまな悩みが表れやすいもの。 まず、心がけたいのが頭皮のケア。 「夏は汗をかいたり乾いたりを繰り返し、 皮脂の分泌も増えるので、毛穴づまりを 起こしやすくなります。汗で髪がペタンとして、くせ毛は湿気で膨らみまとまりにくくなるので、髪の土台となる頭皮ケアはマスト。

まずは頭皮をしっかりクレンジングして清潔な状態にしましょう。 夏はひやっとするスカルプローションもおすすめ。頭をクールダウンさせると汗がひいて、においも気にならなくなります」(赤松さん)

「夏の頭皮はにおい対策とリフレッシュを意識して備長炭入りのシャンプーを愛用。頭皮が乾くと浮き毛も目立つので、頭皮美容液で保湿をすると地肌も髪も元気に」(奈部川さん)

シャンプーブラシや美容家電を活用すると、より効率的なお手入れができて、プラスαの効果も期待できそう。

「シャンプーブラシで頭頂部をジグザグに、側頭部などはブラシを手のひらで押さえつけるようにしてクルクル動かすと 頭皮がほぐれます。頭のこりをほぐすことで髪の成長を助けたり、抜けづらくしたりできるので、毎日のシャンプー時に継続すると効果的ですよ」(赤松さん)

「ブラッシングで頭皮が刺激されるので 気持ちがいい! 毛穴汚れが落ちるだけ でなく、髪がからまなくなり、ドライヤ ーで乾かすときの仕上がりがぐんとよくなります」(奈部川さん)

「自分の手でできないことは美容家電で。 育毛剤や美容液の浸透を高めたり、なが ら美容できるのもメリット。頭皮をケアすると深い睡眠にもつながります」(赤松さん)