片山優子さんのくるくるロングヘア「お箸パーマ」の話【素敵なシルバーヘアサンプル】
〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーで、ボタンジュエリーアーティスト・片山優子さん。片山さんを象徴するスパイラルパーマは、長いお箸を使ってパーマをかけるので、通称「お箸パーマ」といわれているそうです。今回は片山さんが通う美容室のスタッフさん協力のもと、パーマ中のお写真とともに、お箸パーマについてご紹介いただきました。
気になるボリュームをカバーしてくれるパーマヘア
今日は私のヘアスタイルを作る「お箸パーマ」について紹介したいと思います。大阪の美容室『たまねぎ倶楽部』に10年ほど通っています。お店は基本的に店長とマネージャーの2名でまわしていて、お客さまが要望する“特殊なヘアスタイル”に応えることで知られています。特にドレッドヘアやユニークなパーマヘアは、たまねぎ倶楽部で!といわれているほど。しっかりとしたコンセプトのもと営業されているので、コアな有名人のファンも多いんですよ。
『たまねぎ倶楽部』との出会いは10年前。理想的な巻き具合のパーマヘアの女子と出会い、どこの美容室に通っているか聞いたところ、『たまねぎ倶楽部』を紹介してもらい、そこから通うようになりました。
個展など、たくさんの方々にお会いするタイミングの前に、パーマをかけに行くことが多いです。夏場はアップスタイルにしていることが多いので、春と秋の年2回くらいが基本です。
ロング髪のパーマヘアを続けているのは、美容室に通うのは半年に1回でいいこと。あと、このヘアスタイルは毎日のセットがとにかく手間いらずなんです。私はくるくるのパーマヘアが好きなのですが、ロング髪の長さと重さがバランスよくボリュームを抑えてくれるので、頭でっかちなシルエットにならないと思っています。若い頃から毛量は多い方ですが、年齢重ねるとどうしても髪も細くなり、少なくなってきている気がします。ですが、このヘアスタイルのおかげでボリュームもカバーできているのかなと。
実際にお箸を使用して巻いていく「お箸パーマ」とは?
たまねぎ倶楽部の「お箸パーマ」は、その名の通りお箸でウェーブを作ります。そのほかにも、細いウェーブを作る「竹串パーマ」なども。もちろん、通常のロッドも要望に応じて使用するそうです。
私のお箸パーマは、お箸を約60〜70本くらい使っていきます。施術時間は毎回4時間弱なのですが、無心になれるのでちょうどいいリラックスタイムになっています。
本当に手際良くお箸パーマを完成してくれるスタッフさんを尊敬しています。ホスピタリティも素晴らしく、お客さま一人ひとりに寄り添ってくれるのです。リラックスして思わずうとうと居眠りもしちゃいますし、楽しく大笑いもできます。
半年ぶりにヘアスタイルを整えて新たな気持ちで、先日の東京での個展も楽しく在廊することができました。
Information
たまねぎ倶楽部Aaty
大阪市中央区西心斎橋2-12-14 オーシャンドライブ314
06-6212-3211
Instagram:@tamanegi_clib_aaty
写真/ワタナベアニ(記事TOP)
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この記事の
プレミアムメンバー
片山優子
ボタンを用いて、想像を超えるコンテンポラリーアートジュエリーを制作するアーティスト。さまざまな年代と背景のボタンを用い、新たに愛と想いを吹き込むことで力強くも美しい作品を生み出す。CHANEL「ベストサヴォアフェール」にも選ばれた経歴を持ち、国内外でも注目を集めて幅広く活動している。
Instagram:@yuukokatayama