本誌・クウネルににて、おしゃれやヘアの提案をしてくださっている〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーの川邉ちがやさん。今回は、専門の美容についてインタビュー。おすすめのアイテムを教えていただきました。
母・サチコさんとともに予約制サロン『KAWABE LAB』を主宰する川邉ちがやさん。美容、メイクアップ、ヘアスタイル、ファッションと、女性がより美しく輝けるよう、トータルでアドバイスをしています。
そんな「美のプロ」が頼りにしている道具やコスメ、気になりますよね?日常的に使っているアイテムをいろいろと教えていただきました。
まずは「絶対に欠かせないもの」と取り出したのが、『ARPIN(アルパン)』の7倍鏡。高い技術を持つフランスの職人が一つ一つ手作りしている最高品質の拡大鏡。なんでも20年来のお付き合いなのだとか。
「大人のメイクはディテールが大事。眉やアイラインを引くとき、リップを描くとき、よく見えないまま”なんとなく”線を描くのではなく、細部まで丁寧にきっちり描くと仕上がりが断然美しくなります。シミシワや肌の張りなど、日々のお顔の状態をチェックするために、拡大鏡はとても大事な相棒です。拡大された現実に、最初はもしかしてギョッとするかもしれないけれど(笑)」
一個、4万円前後と値が張るお買い物ですが、そのクリアな見え方はさすが一流品。「一生もの」として愛されるだけのことはあるのだといいます。
普段使いのコスメでおすすめとしてあげてくれたのが、『ETVOS』のミネラルクレヨンルージュ。ソフトマットなのにするすると ノビがよく 、自然なツヤ感が表現できます。3種の植物性美容オイルと保湿オイル配合で乾燥知らず。ちがやさんは深みのあるレッドブラウンの<フィグブラウン>を愛用。
「 マットな質感で今っぽい雰囲気がつくれます。口紅にも時代の流れがあって、アップデートしていくことが必要だと思います。つけかたによってしっかり付きにもうす塗りにもなりますよ」
もう一点、隠れた名品としておすすめしてくださったのが『無印良品』のリップライナー。
「ほどよいかたさと伸びの良さが魅力。鉛筆削りで削れるのもポイント高いです」
リップライナーを使わず仕上げている方もいらっしゃるかもしれませんが、大人のメイクにライナーは必須!とちがやさん。
「年を重ねると、顔のパーツの境目があいまいになってくることも…。そんなときに、きちんと線を引くと、顔にメリハリが出て、キリっとひきしまった印象になりますよ」