遅い時間帯での食生活を見直し、規則正しい1日2食のスタイルにしたら、すっきり理想の体重に落ち着いたという青木美詠子さんにお話を伺いました。
予備校講師をしている夫に合わせ、夕飯を夜の12時ごろに食べることもあったという青木美詠子さん。そんな食生活のせいか昨年の春、軽い逆流性食道炎になってしまいました。
「時々胃のあたりがもやもやして、病院に行き30年以上ぶりに胃カメラを飲みました。もうほとんどよくなりましたが、これはよくないと思ったのが結果としてダイエットになったのです」
長年、冷え取り健康法を続けている青木さん。冷え取りの観点から、もと
もと朝ごはんは摂らないそう。朝昼兼用の昼食に、玄米と野菜、魚、卵などバランスのよい「玄米定食」を食べるようにしているとか。
「夜はもう少しバラエティに富んでいますが、夫が遅い日に8時くらいには先に食べるようにしたのが最大の変化ですね」
食事を摂る時間を変えたことに加え、パンなどの小麦製品、牛乳、アルコール、バターなどの油もの、甘いものなども以前に比べてセーブしているといいます。
「そこまで厳しくはないのですが。甘いものを食べたくなったら、いままでは夕飯のあとに食べていたのを日中にしたり、自分で作った甘酒を食べたりするようになりました」
その結果、体重は4~5㎏減。現在は、規則正しい1日2食のスタイルが
定着し、軽めに食べるようにも心がけているおかげか、胃もたれもほぼ解消されたといいます。
「おいしく食べられて体も軽くなりました。洋服もすっきり着られるようになったのがうれしいおまけです」
青木美詠子/あおきみえこ
文筆家。広告制作会社でのコピーライターの職を経て独立。冷え取りの著書多数。整理収納アドバイザーの資格を取得し、自宅セミナーも行っている。
『ku:nel』2020年3月号掲載
写真 安井真喜子/文 結城 歩