東京の街で出会ったおしゃれ上級者の女性たちをスナップ。特に目を惹いたのが、手元のアクセントになる小物使い。中でも、ボリューム感のある太めのシルバーリングがおしゃれマダムたちの間で人気のよう。指先まで抜かりないコーディネートをぜひ参考にしてください。
福江泰子さん(65歳・主婦)
チェックの大判ストールがこの日の主役。長めのグレージャケットとの相性もバッチリです。インナーのシャツは、30年ものの〈グッチ〉。袖口からのぞくビビッドなピンクが、華やかさをプラスしています。「きれいな色のアイテムを一つ取り入れるようにしています。街を歩いていても、気になる色が目に入ったらそのお店に入ってしまうほど」
堤里子さん(52歳・主婦)
オールホワイトのスタイリングが目を引いた堤さん。ベリーショートに大判ストールのバランスも素敵です。「ストールは〈ミズイロインド〉で購入しました。買い物はあまりお店を決めず、その時ぴんと来たものを長く大切に使います」
織田菜穂子さん
(ラシュモン ディレクター/バイヤー)
ディレクターを務める〈ラシュモン〉のスウェットワンピースにエコファーのカーディガンをオン。女性らしさと、大人のかっこよさが光る織田さんの着こなし。「女っぽい服でも、どこかに古着とかメンズっぽいニュアンスを入れるのが好き。今日はベルトをポイントにしてみました」
写真/玉井秀行、酒井麻由子、目黒智子 取材・文/吾妻枝里子、酒井祥子 再編集/久保田千晴