日本を代表するアニメーションのひとつ、サザエさん。作家・長谷川町子さんのお膝元、東京・桜新町にある「長谷川町子美術館」および「長谷川町子記念館(美術館分室)」では、展示と共に、たくさんのオリジナルグッズが販売されています。グッズは、古き良き昭和の風情を感じる「原画」がベース。それらはテレビで観るサザエさんとはまた異なる趣きがあり、子どもはもちろん、大人を虜にする魅力にあふれています。
1)オーガニックコットンのエコバッグ
シードから自家栽培で作られる、オーガニックコットンを使用したエコバッグ。自然のままの生成りの生地と、鮮やかな持ち手がポイントで、とっても薄くて軽いので、バッグの中に忍ばせておくにも便利です。
私が持っているものは、フランスパンを抱えたクールなサザエさんですが、ほかにも、おめかしをしたサザエさんがクラッチバッグを持っている絵柄や、頭にスカーフを巻きながら傘をさしている絵柄、いじわるばあさんバージョンなど、7種の豊富なラインナップが揃っています。
また、フランスパンのサザエさんは、同柄のTシャツも販売されています。
2)グラスはサザエさん&いじわるばあさんの最強タッグ!
長谷川町子さんが、エプロンのために描いた色彩鮮やかな図案をレイアウトし、6色のシルクスクリーンで印刷したオリジナルグラス。少し小ぶりで、手にすっぽりおさまるサイズ感もかわいらしいですね。プリントは、さわるとインクの凹凸を感じることができます。当時、読者向けのノベルティとして製作されたエプロンのプリントの版ズレも、そのまま再現されているのだそう。
3)季節の移り変わりを楽しめるマスキングテープ
昭和20年代の4コマ作品の『サザエさん』から、新聞掲載された月ごとに、絵柄を抜き出して並べたマスキングテープ。1月から12月までの12か月、その月や季節に見合った絵柄がセレクトされています(テープは未開封なのでわかりにくくてごめんなさい!)。昭和の時代には当たり前に行われていた季節行事や、四季の移り変わりを感じることができるマステです。
4)モダンで大胆なサザエさんはおしゃれの先輩
昭和21年から49年まで、新聞掲載された『サザエさん』の4コマ作品の中から、おもにサザエさんのファッションに注目してデザインされた紙ナプキンです。このサザエさんのファッションが、今見てもモダンでとってもおしゃれなんです! ミニ丈のワンピースや着物、中には大胆な水着姿なんかもあり、見ているだけでワクワクします。
5)お弁当作りが楽しくなるアルミ&小判型のお弁当箱
昭和の時代に一般的だったお弁当箱といえば、これですよね。アルミ製のお弁当箱。軽くてお手入れも簡単です。天面には、行楽に向かうサザエさん一家の楽しそうな姿が描かれ、ぱかっと蓋を開ければ、内側には遊び疲れて眠ってしまった子どもを背負い帰路につくという、‟お出かけあるある”な姿が。思わずにんまりしてしまうかわいらしさです。
6)昭和風情漂うレトロな蕎麦猪口
昭和34年10月14日に、朝日新聞に掲載された4コマ作品が、ぐるりと絵付けされた蕎麦猪口。 ガラスで絵柄をコーティングしたような絵付け方法になっているため、強くこすっても絵が剥がれることはないそうです。 蕎麦猪口としてだけではなく、我が家ではコップとして、普段使いしています。
7)豆皿は全種類集めたくなるかわいらしさ
昭和30年5月5日に、朝日新聞に掲載された4コマ原画から抜き出したひとコマを、下絵付けという方法で転写した豆皿。蕎麦猪口と同様、ガラスで絵柄がコーティングされているため、かわいいだけでなく、扱いやすさも魅力です。民芸のようなあたたかみのある器は、どんな料理にも合い、またアクセサリー入れなどにも使えます。
長谷川町子記念館
住:東京都世田谷区桜新町1-30-6
電:03-3701-8766
オンラインショップはこちらから
※今回ご紹介した商品はすべて筆者の私物です
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