クウネル世代の女性たちは今、どのように過ごし、何を大切にしているのでしょう。暮らしを楽しむ方々の人生を豊かに整えるものを、自撮り写真と共にお届けします。「 世界でひとつだけ」のものばかりを扱う小さなアトリエ。店主のマダムがつくる繊細で希少なアクセサリーも人気です。マダムの田中靖子さんにお話をうかがいます。
アンティークショップ「ランジュ パース」は、マダムの田中靖子さんが、ヨーロッパで買い付けてきた 古い器や雑貨、洋服などが並ぶ素敵なお店。人気のひとつが、田中さんがつくるアクセサリー。蚤の市などで出合ったアンティークのビーズや布などを組み合わせたオリジナル作品です。
「仕事柄、アンティークのかわいいもの、美しいものに巡り合えるので、それらを生かしたくて始めました」
もちろん自身でも愛用。優美なおしゃれのスパイスとなっています。「カジュアル一辺倒から『おしゃれをしている』という気分にさせてくれます。仕事中でも身に着けていると、手芸仲間と一緒に歩んでいる気になり、心が満たされるし、仕事時間も楽しく」
田中靖子/たなかやすこ
ランジュパース 店主
東京・吉祥寺にある「ランジュパース」店主。 フランスで買い付けたアンティークの雑貨などを扱う。
Instagram:@langepasse1986
『ku:nel』2020年9月号掲載
写真 鈴木えみ / 取材・文 鈴木麻子