旬のフルーツや華やかな香りにうっとり、フランス旅で訪れたい【パリで注目のショコラティエ】
フランスのショコラの表現は、ますます多彩に進化中です。カカオの個性を突き詰めるビーン・トゥ・バーと、旬の素材を巧みに重ねるボンボン・ショコラ。パリで支持される注目のアドレス2軒をご紹介します。
『PLAQ(プラック)』
カカオの風味が際立つ、 ビーン・トゥ・バー
世界中で探した高品質のカカオを店内で焙煎し、シングルオリジンのチョコレートを作る“ビーン・トゥ・バー”は、サンドラとニコラ夫妻が2019年に創業。「当時フランスには良質なカカオを用いたピュアなショコラがありませんでした。そこで自分たちで作ることに」(サンドラ)。
人気商品のひとつ「ピュール・アンクリュージョン」。左からそば茶€15、ピスタチオ各€16。
サンドラ・ミーレンハウゼン。ハイブランドのアートディレクターを経てショコラティエに転身しました。
添加物や保存料は使わず、カカオバターや砂糖も最小限。素材本来の風味を際立たせるのが特徴です。看板商品はタブレット。ペルー、ベネズエラ、タンザニア、インドなど、産地ごとに異なる味わいとフルーツや花の香りが印象的です。
店内の工房。手作業で豆を選別。
昨年オープンした6区の2号店。
PLAQ/プラック
〈プラック左岸店〉
住:57 rue du Cherche-Midi、75006 Paris
電:01-40-39-09-54
営:11:00~19:30、土曜10:00~19:30、日曜10:00~18:30
休:無休
Instagram:@plaqchocolat
『La chocolaterie William Artigue(ラ・ショコラトリー・ウィリアム・アルティグ)』
旬の食材と向き合い、 至福のショコラを創作
パトリック・ロジェなど著名なショコラティエのもとで研鑽したウィリアム・アルティグの店。著名なシェフにファンも多いというこの店のクリエーションの核は、旬の食材を用いたボンボン・ショコラです。
看板商品、季節のコフレ€48。
秋は栗や洋梨、スパイス、冬は柑橘類、春はハーブやバラ、夏は木苺、チェリー、カシスなど、良質な食材と向き合い、その味を生かし、テクスチャーのバランスを取るには何と合わせるかを熟考。
併設の工房。1日に8000~1万個のボンボン・ショコラを製造。
「何度も試作をし、ひとつのレシピの完成までは約1年がかり」。果実そのものを感じるオランジェットも驚きの美味しさ!
モダンで洗練された店内はフランスのデザイン会社、ミュル・ミュルの設計。
サン・マルタン運河に近く、散歩のついでに寄る人も多いという人気店。
La chocolaterie William Artigue/ラ・ショコラトリー・ウィリアム・アルティグ
住:30 rue Yves Toudic, 75010 Paris
電:01-48-74-15-20
営:11:00~13:00、14:00~19:00、土曜11:00~19:00、日曜13:00~18:30
休:無休
Instagram:@lachocolateriewilliamartigue
『クウネル』2026年1月号掲載 写真/篠 あゆみ、、取材・文/木戸美由紀、編集/今井 恵
SHARE
『クウネル』NO.136掲載
なにしろ「フランスびいき♡」なもので
- 発売日 : 2025年11月19日
- 価格 : 1,080円 (税込)