【マチュア世代のおしゃれスナップ】色のベースは白、黒、カーキ、グレーの4色で甘さ控えめに

杉山育子/すぎやま・いくこさん

自分らしさにぶれがないおしゃれ上手なあの人はどんなふうに服を選び、自分のものにしているのか。長年、日本のユニセックスの先駆的ブランドでプレスをつとめた杉山育子さんがお気に入りのコーディネートを見せてくれました。

甘さを控えて、ジェンダーレスなスタイリング。

杉山育子/すぎやま・いくこさん

コットンシルクの〈マスノウデザイン〉のワンショルダー・キュロットスカートに白いシャツのモノトーンコーデ。アクセサリーはシルバーのみと決めているそう。

メンズやユニセックスのアイテムを取り入れた、モノトーンのおしゃれが素敵な杉山育子さん。10代のころから、兄と一緒に買い物に出かけ、メンズのXSのシャツを買ったりしていたというユニセックス好き。

「甘いものが苦手で、スカートをはいても甘くならないようにします」

ストライプやチェックは着るけれど花柄などは着ない。色のベースは白、黒、カーキ、グレーと決めています。
「差し色も、青やグリーンの寒色系。オレンジやイエローなど暖色系にはそそられないんです」

そうしたアイテムを選びながらも、大人の女性のしっとり感も醸し出す杉山さんです。

「でももっと年をとったら、ターシャ・テューダーみたいな花柄のワンピースを着るのもいいかも」ターシャのような杉山さん、ぜひ見てみたいです。

杉山育子のコーディネート

白のコットンワンピースとレギンスもお気に入りの〈マスノウデザイン〉。〈アーツ&サイエンス〉のショート丈カーディガンとのバランスがちょうどいい。

杉山育子/すぎやま・いくこさん

ウールのベストは〈iki〉、白のTシャツは〈SUTOOH〉。ユニセックスのオーバーサイズのカーゴパンツに合わせて。素材の良さは一番大切にしていること。

PROFILE

杉山育子/すぎやま・いくこ

福祉関係スタッフ

北海道出身。長年、日本のユニセックスの先駆的ブランドでプレスをつとめた。現在は福祉の就労支援関係で働く。趣味のフラメンコダンスで鍛えた姿勢がきれい。

『クウネル』2025年11月号掲載 写真/目黒智子、取材・文/船山直子

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