おふとんみたいな履き心地のフラットシューズ。「ぺたんこ靴は疲れる」はもう古い【アンコール記事】

これまでクウネル・サロンでご紹介した記事の中から、9月に読みたい記事をピックアップして編集しました。
ようやく暑さが和らいで、爽やかな風を感じながら外出が楽しめる季節がやって来ましたね。今回は、足に優しいフラットシューズ4選をご紹介。素敵なデザインで心地いい足元なら、秋のお出かけが満喫できること間違いなしです!
※記事の初出は2025年9月。内容は執筆時の状況です。
目 次
#01_『farfalle』バブーシュ風にも履ける柔らか2WAYローファー

軽くて柔らかい素材は、かかとを踏んで履いてもOK。トラッドな雰囲気ながらご近所歩きにもちょうどいい気軽さ。

エナメル素材でシーズンレスに使える〈ジェシカ〉1万2,100円、サイズ/34~40、カラー/ホワイト、ブラック、グレー。
フェミニンなエナメル素材はとても柔らかいため靴擦れしにくく、かかとを踏んでバブーシュのようにも履ける2WAY仕様。また、クッション性のある中敷きがフラットソールの底付感を軽減、「長時間履いても足が痛くならない」と評判です。
すっきりとしたフォルムと適度なトラッド感は、カジュアルからきれいめまでどんなスタイルにも合わせやすく、ニュアンスカラーが上品な印象に。シーンを選ばずオールシーズン使える、大人世代にふさわしいアイテムです。
farfalle
公式オンラインショップ:https://www.cloche.shop/f/farfalle
#02_『moumoune®』ストレスフリーな究極のふわふわ感

抗菌防臭の裏素材と、抗菌加工の施した中敷きで清潔さも◎。〈MP-01 Argentine〉1万7,050円、サイズ/21.5~26cm、カラー/シルバー、プラチナ、ダークブラウンなど40色以上。※ポルカシリーズ(2色展開)は1万8,150円
まるでパジャマを着ているような、ストレスフリーな履き心地がコンセプトの『moumoune®(ムゥムゥヌゥ)』。すべてのシューズを手作りで仕上げ、柔らかいインソールと足あたりがソフトな裏材を使用することによって、布団のようなふわっとした履き心地を実現しています。

かかとがないように見える約2.2cmのヒールには、沈みこまないよう下部に少しだけ芯が入っています。
〈MP-01 Argentine〉は気軽に着脱できるスリッポンタイプ。裏素材と中敷の"ふわふわ"が足を優しく包み込み甲ながら、カッティングがエレガンスさを演出します。

豊富なカラーバリエーション。素材は羊または山羊革で、スエード加工には撥水が施されています。
また、ラムやシープなど天然素材の羊革を使い、素足でも蒸れにくく、しなやかでソフトな履き心地。さらに、ローヒールでも革が擦り切れたり疲れたりしないよう、かかと部分には工夫も施されています。豊富なカラーバリエーションと繊細なディテールに長く愛用したい魅力が詰まった1足です。

「moumoune」とはフランス語で「ふわふわした」という意味。
moumoune®
公式ホームページ:https://www.moumoune.net/
#03_『ffton®』お布団のように足を包み込む心地よさを

ブランド名の「ffton」は「フット×フトン」から。まるでお布団に包まれたような気分でどこまでも歩けそう!
ふわっとしたお布団のような履き心地を目指すシューズブランド『ffton®』。足への快適さだけでなく、廃棄レザーのアップサイクルや持続性のある普遍的なデザインプロダクトなど、サスティナブルへの取り組みも注目されています。

靴を脱いだり履いたりするシーンが多い私たちの生活にぴったりな着脱を実現した〈FF-01 Mysa(ミーサ)〉1万7,600円~、サイズ/22~25.5cm、カラー/シルバー、ゴールド、ブラックなど全18色。
〈FF-01 Mysa(ミーサ)〉は、紐がゴム素材のレースアップ風。紐を解かずに脱ぎ履きできるので、忙しいときにもストレスなく美しい足元が完成します。また、シャープで無駄のないラインにレザーの質感がさりげなく表情をプラス。スタイリングをおしゃれに引き立てます。
片足は約165gで、一般的なスニーカーのおよそ半分の軽さ。ベーシックできちんと感がありながらアクティブに動ける、うれしいフラットシューズです。
ffton®
公式ホームページ:https://www.ffton.net/
取材・文/松永加奈