【40代おしゃれスナップ】クリエイティブディレクターのデニムスタイル「頑張って見えないよう“引き算”も意識」

クリエイティブディレクター長尾悦美さんのデニムスタイル

フリーランスでクリエイティブディレクターとして活躍する長尾悦美さん。大好きなヴィンテージアイテムを大胆に効かせながらも、計算された“引き算”で抜群のセンスを感じさせるモードなスタイルが印象的。

ヴィンテージで魅せる、初夏のデニムスタイル

クリエイティブディレクター長尾悦美さんのデニムスタイル

ブラウス(ヴィンテージ)、デニム(リーバイスのヴィンテージ)、サングラス(セリーヌ)、バッグ(ザ・ロウ)、サンダル(へリュー

「今日はNYで買ったヴィンテージのブラウスを着たくて」と、大ぶりな襟のブラウスを主役に、初夏らしいスタイルを構築した長尾さん。

「ボリュームのある襟や袖がお気に入り。前がダブルジップ仕様になっているので、着こなしのアレンジも自在に楽しめます」

そんなブラウスに合わせたのは、ヴィンテージのブラックデニム。程よくクールなエッジを効かせつつ、ラフィアのクラッチバッグで都会にいながらリゾートムードをひとさじ。

クリエイティブディレクター長尾悦美さんのデニムスタイル

ふんわり広がる大きな襟がポイント

サンダルは、スペインのレザーブランド『へリュー』のもの。こっくりとした赤さはスタイリングに程よい深みを添えてくれます。

へリューの赤いサンダル

夏の装いに映える、絶妙なアクセントカラー

センス抜群の手元おしゃれ

クリエイティブディレクター長尾悦美さんのデニムスタイル

一見ラフでも、きちんと感は計算済みのヘアスタイル。襟足重ためのウルフに、癖毛風のパーマも長尾さん流です

手元おしゃれもセンスが光る長尾さん。毎日必ず付けているという大ぶりのシルバーバングルは『FUMIKA_UCHIDA』。他、ヴィンテージジュエリーや『ララガン』のジュエリーを気分に合わせてミックス。

ジュエリーを引き立たせるために、ネイルは施さず、バランスを取るのが鉄則だそう。緻密に計算された抜け感が、洗練された大人スタイルを作るコツです。

「今日はブラウスがデコラティブなデザインで、他がシンプルだったので、アクセは多めに。強めのアイテムを着たいときもありますし、リップも濃い色が好き。でも、頑張って見えないように、“引き算”するように気をつけています」

また、『セリーヌ』のサングラスは、淡いブルーのレンズが印象的。キャッツアイ風のシャープなフレームが、よくお似合いです。

「みんなと同じじゃつまらない、という天邪鬼なところがあって(笑)。海外のファッショニスタを見ても、みんな自分の好きなスタイルをとことん追求しているから見ているだけでも楽しい。そこから自分に似合うエッセンスを見つけて、スタイルに反映させています」

PROFILE

長尾悦美/ながお・よしみ

セレクトショップのスタッフ、髙島屋のセレクトショップのバイヤー、クリエイティブディレクターを務めたのち独立。フリーランスのクリエイティブディレクターとして、商品の買い付けをはじめ、ショップビジュアルや商品ディレクションなど幅広く活躍中。パリやニューヨークを中心に、世界各国を飛び回る。

Instagram:@yoshiminagao

撮影/川村恵理、取材・文/阿部里歩

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