生活環境の変化も大きく、心も肌もついて行かない……。今年はそんな方も多いのではないでしょうか。肌の調子が落ちたらすぐにケアの見直しを。胃腸の働きを上げるのも大切。
1) 抗炎症効果のあるコスメで肌を鎮静
紫外線や汗によって起こる夏の肌荒れは、赤みがある時は冷やすことが先決。冷蔵庫で冷やしたタオルなどを当てて鎮静を。「そのあと、抗炎症効果のあるバームやクリームをつけて肌を保護しましょう」(ビューティウェルネス研究家 奈部川貴子さん)
2) クレンジング料を見直して。
肌が乾燥してなんとなく敏感という場合、クレンジングが強すぎることが多いようです。「クリームやジェルなど穏やかなものに切り替えて。多めに取り、こすらずにのばしてすぐにすすぎます」(よしき皮膚科クリニック銀座 院長 吉木伸子さん)
3) 精油でやさしく肌をお手入れ。
肌の再生に役立つ精油でオリジナルのレスキューオイルを。「フランキンセンスとサンダルウッドを同量ブレンド。10㎖のオイルに2滴ずつが目安です。深くゆっくり呼吸しながら肌になじませて」(植物療法士・ルボア フィトセラピー主宰 森田敦子さん)
4) 具だくさんの夏の美容粥を。
「元気を補う白米をベースに小麦、緑豆、ゆりの根、ハトムギ、山芋を同量でお粥にします。最後に気を巡らせるパパイヤを加えます」(中医・ニホンドウ漢方ブティック相談員 小林君霊さん) 赤み、紫外線予防、くすみなど肌改善にお試しを。
『ku:nel』2020年9月号掲載
写真 池田 敦(Pile Driver)/イラスト 竹本浩平/取材・文 薄葉亜希子/編集 河田実紀 (Hata-Raku)