「おしゃれは元気の源!」という岡本敬子さん。SNS上で日々、鮮やかなスタイルを紹介し、自由に、存分におしゃれする楽しさを発信しています。秋のおしゃれをスナップしました。
鮮やかな色を自在に操り、華やかおしゃれが基本ですが「なぜか夏から秋は黒を着たくなる」そうです。
「空や太陽の光の色に関係があるかも? ギラギラした光に負けない派手な色をぶつけることもありますが、その逆も。空も緑も色濃い夏場は、トーンを落とした装いも楽しみます」
自著のタイトルにもあるように『好きな服を自由に着る』がモットーの岡
本さん。服選びのポイントは?「大切なのはカッティングです。パタ
ーンがきれいだと着た時にきれいに決まる。そして、サイズ感は大事なので、お直しも積極的にしますよ。また、定番アイテムこそ、アップデートが重要だと思っています。カットソーやデニムなど基本アイテムも、シーズンによって更新されていて、そこがズレると古っぽく見えてしまう……。定期的に見直しが必要だと思います」
秋のブラック&ベージュ
【1】色のトーンを合わせ、バランスをまとめつつ、外しの小物でメリハリ
【2】ボリューム感のあるシルバーアクセが映える黒スタイル
【3】薄手ワンピースを秋は羽織りとして活用する着方も。
岡本敬子/おかもとけいこ
服飾ディレクター
大手アパレル会社のPR職を経て、独立。自身のブランド「KO(ケーオー)」も立ち上げ、ジュエリー、革小物、アイウェアを展開。著書に『好きな服を自由に着る』(光文社)がある。http://kokoko.jp.net/ko/
『ku:nel』2020年9月号掲載
写真 岡本敬子 / 取材・文 鈴木麻子