50代ファッションのカリスマ!岡本敬子さんの「アガる」おしゃれ

「おしゃれは元気の源!」という岡本敬子さん。SNS上で日々、鮮やかなスタイルを紹介し、自由に、存分におしゃれする楽しさを発信しています。秋のスタイルを見せていただきました。
さまざまなブランド、アイテム、年代、スタイルを縦横無尽につなぎ、自分流のおしゃれを日々、楽しんでいる岡本敬子さん。元気だからおしゃれを楽しめる、おしゃれをすることでスイッチが入るのだと話します。
「人は必ず何かしらは身にまとう。だったら、自分が好きなもの、着ていて楽しいものを装いたいですよね」
コーディネートを考える際のポイントは、ズバリ天気。「天気予報をチェックして、着る服を考えます。湿度が高そうだったら、インナーはノースリーブにして、薄い羽織物で調整しようとか、雨の予報だったら白は避けてダークな色調のボトムにしようとか。特に夏の終わりから秋は気候も変わりやすく、湿気も残っているので天気チェックは大事ですよ」
色を効かせておしゃれを楽しむ
【1】柔和な雰囲気をつくりあげる紫のグラデーション

【2】赤を差し色にしたネイビーシック。ターバンもアクセント

【3】全身、鮮やかなピンクの組み合わせは、着る人も見る人も元気に。

最近ワードローブに加わり大活躍のキャップ。アメリカの都市名を刺繍した「ヤング&オルセン」を愛用。「サイズ調整のきくものが多く着脱が楽。スタイリングのポイントや外しにも」
薄手で軽さのあるニットはほどよく上品で、そのままでもインナーとしても重宝。「定番色も押さえたいですが、きれいな色にも手が伸びます。気に入ったものは色違いでそろえます」
コレクターの域」に入っているというほどお気に入りのカリフォルニア発「BAGGU(バグゥ)」のエコバッグ。「柄がとにかくかわいくて、コーディネートのアクセントになります」
岡本敬子/おかもとけいこ
服飾ディレクター
大手アパレル会社のPR職を経て、独立。自身のブランド「KO(ケーオー)」も立ち上げ、ジュエリー、革小物、アイウェアを展開。著書に『好きな服を自由に着る』(光文社)がある。http://kokoko.jp.net/ko/
『ku:nel』2020年9月号掲載
写真 岡本敬子 / 取材・文 鈴木麻子
