先日、映画館で小泉今日子さんがナレーションを担当する『映画の朝ごはん』を観て、お弁当がもつパワーをあらためて感じたクウネルのライターFです。

映画に登場する『お弁当のポパイ』のおにぎりは大量注文向けですが、人気のロケ弁で1個から購入できるものもいくつかあります。

中華なら『KIZAN』（『アメトーーク！』でも芸人さんが好きなロケ弁として紹介していました）、カレーなら欧風の『オーベルジーヌ』など。なかでも、仕事とは関係なく個人的に通っているのが、東京駅や日本橋、代々木上原などに店舗がある『魚屋さんのお弁当 金兵衛』です。

『金兵衛』の弁当の魅力は、なんといっても魚の美味しさにあります。このお店、実は元・魚屋さん。しっかり目利きをして厳選した鮮魚を使っているから、いつ食べても美味しいんです。そして味、つや、ねばりのバランスを考え抜き、お弁当用にブレンドしたお米もまた最高。

この日は代々木上原駅から徒歩2分の場所にある本店に併設される販売所で、10月の特価弁当である〈サバ西京漬け焼き弁当〉と〈幕の内弁当（鮭・玄米）〉を購入。近くの代々木公園で、自然のなかのピクニックを楽しみました。ちなみにどちらも900円台でした。

みんなで“同じ釜の飯”を食べる良さとともに、家ごはんでも外食でもない、お弁当にしかない“詰まった美味しさ”ってありますよね。おかずの旨さが隣のおかずにも連鎖して相乗効果でさらに美味しくなる……といったような。

代々木上原店は10：30販売開始で、11：30にはほぼ完売という人気ぶり。ぜひオープン狙いをおすすめします。ちなみに日本橋や八重洲店は時間によってお取り置きもできるようです。