【1日1組限定の至福体験】群馬・川場村の絶景と泡酒を楽しむテイスティングルーム「SHINKA」の魅力とは

群馬県・川場村という自然に恵まれた土地に、伝統と革新の酒作りに励む『永井酒造』があります。彼らの新たな挑戦として生まれた、1日1組限定のテイスティングルーム&醸造研究所「SHINKA」へ行ってきました。そこには今まで見たことのない新しい景色がありました。

『永井酒造』のお酒の源。自然豊かな水源地へ

都心からも近く、のどかな田園風景が広がる群馬県川場村。村の面積の約80%以上を山林を占め、谷川岳や温泉、最近では日本でも有数の道の駅「川場田園プラザ」などが人気を博しているのをご存知でしょうか?

この川場村で1886年(明治19年)より酒造りを営む老舗『永井酒造』。「水芭蕉」や「谷川岳」などの日本酒が有名ですが、昨今、この川場村を表現するような「きれいな酒造り」を展開し、日本ではあまり聞いたことのない、1日1組限定のテイスティングルーム「SHINKA」を完成させました。

早速、事前のプレスツアーで体験してきました。そこにはあまり飲んだことのないワインのような泡酒と美しい光景、暖かな時間が流れていました。

水源地で『永井酒造』を代表する泡酒「MIZUBASHO PURE」をいただく。

水源地。

フランスのシャンパーニュと同じ瓶内二時発酵を取り入れ完成した泡酒「MIZUBASHO PURE」。フランスで開催されている日本酒コンクール「Kura Master」で2020年、最高位・プラチナ賞を受賞。

都心から約1時間。上毛高原駅に降り立ち、最初に訪れたのが、自然あふれる山林の水源地でした。初代・永井庄治氏が利根川の源流域である川場村の美しい水に惚れ込み、酒造りがスタートしたという原点。周囲の山林とともに、酒造りの要といえる美味しい「水」を守っているのだそうです。

実際に川から水を汲んで飲んだところ、とても澄んだ雑味のない味わい。「お酒の仕込み水は30年かかって地下水を汲み上げた50〜60度の軟水になります。口当たりは柔らかく、甘みと、ちょっとビターなミネラルの味を感じるのが特徴です。その自然の風味を生かしてお酒を作っているんです」(永井さん)

その後にいただいたのが、泡酒(スパークリング日本酒)「MIZUBASHO PURE」。きめ細やかな泡とライチのような香りを感じる上品な味わいは、まるでシャンパンのよう。「世界に通用するお酒を作りたい」という永井さんの想いや努力の結晶と言えます。

日本酒の約8割は水。そしてお米と技でその味わいは決まると言います。この自然の中で味わうと一層、水源地の清らかな水からなる“きれいなお酒”を体の芯から感じることができました。まさに日本酒に対する固定観念が覆る、シャンパンのような一杯。世界のトップシェフたちが驚嘆したのも頷けます。

今までにないテイスティングルーム&醸造研究所「SHINKA」へ

心地いい森の階段を抜けて「SHINKA」のテイスティングルームへ。

テイスティングルーム。

香るような一面緑に染まる田園を抜けて、『永井酒造』のテイスティングルーム&醸造研究所を備えた「SHINKA」へ。旧蔵を改装し、伝統と新たな息吹を感じるこの施設に足を踏み入れると、先ほど訪れた水源地の森をイメージして造られた「森の階段」が現れ、心地よくメインルームへ誘ってくれます。

「SHINKA」は1日1組限定のテイスティングルーム。こちらのグランドオープンを記念して発売された特別な熟成酒「THE MIZUBASHO PURE 2008」、「MIZUBASHO VINTAGE 2008大吟醸」、「MIZUBASHO VINTAGE 2008」を購入したお客様のみ、訪れることができます。

泡酒を表現したガラスの飾りが素敵。

「SHINKA」の入り口メイン。

代表する泡酒や熟成酒が飾られ、奥に醸造研究所を備えたショールーム。

心地いいベランダでも試飲。バーベキューなどもできるスペース。

「MIZUBASHO Artist Series Floral Sparkling」をいただきました。

「海外の場合、最高のおもてなしは家に招くこと。そんな雰囲気を感じられるおもてなしをお届けできたらと思っています」(永井さん)。ショールームには代表する泡酒や熟成酒などが美しく飾られ、新たな酒造りを研究する「醸造研究所」を併設しています。

メインとなるのが、テイスティングルーム。目に飛び込むのは、川場村が守り続けている美しい田園風景。地元の自然美を感じさせる山桜でできた大きなテーブル、泡酒を思わせる照明など、川場村の自然を愛し、進化する酒の未来を感じさせる空間となっていました。

川場村の自然と風を感じるバルコニーでウェルカムドリンクのように出されたのは、「MIZUBASHO Artist Series Floral Sparkling」。濁りのあるシルキーな泡と共に白桃やりんごのような香りが楽しめました。

趣の異なる3種の日本酒テイスティングできる「SHINKA」

いよいよ、今回のメインとなる日本酒テイスティングプランの始まりです。

「SHINKA」では、スパークリング、LABO酒、熟成種の3種の日本酒を楽しめるテイスティングプランを提供します。今回はそれぞれのお酒に合わせて用意された、発酵をテーマとしたフレンチベースのアミューズブッシュ3品のペアリングを楽しみました。

熟成酒「MIZUBASHO VINTAGE2008」にはふくよかな旨味を感じる「豚フィレ酒粕マリネ、勾玉ソース」を。

最初のアミューズは「雪ほたかの冷静スープヴァイオレット」。「MIZUBASHO 雪ほたか AWA SAKE」とのペアリングにぴったりな、雪ほたかを使った独自のガスパチョでブルーベリーや米の甘みを感じます。

「ラボSAKE」には「夏野菜のサブレ白味噌仕立て」を。水源をイメージした爽やかな見た目、天狗豆やインゲン、クリームチーズ、味噌や塩麹で味付けた一品。

アミューズブッシュは出張料理人・フードプロデューサー のマカロン由香氏が監修。ペアリングコースは別料金。

泡酒「MIZUBASHO 雪ほたか AWA SAKE」。

純米大吟醸熟成酒「MIZUBASHO VINTAGE2008」。希望小売価格:39,600円(税込)、販売本数:限定600本。購入すると「SHINKA」への招待状が同封されます。

他の酒蔵にはない、日本酒の新しい世界感を体験できる『永井酒造』のお酒と、テイスティングルーム「SHINKA」。さまざまなお酒を味わいつつ、窓の先に広がる田園風景を眺めていると、心が浄化していくようでした。

ワイン好きな人はきっと、日々のワインの代わりに味わいたくなるお気に入りの一本が見つかると思いますよ。

スパークリング熟成酒「THE MIZUBASHO PURE 2008」。繊細な泡とクリアーな透明感、ヴィンテージならではの奥深さを感じる一本。希望小売価格:33,000円(税込)、販売本数:限定180本。

熟成酒「MIZUBASHO VINTAGE 2008 大吟醸」。希望小売価格:19,800円(税込)、販売本数:限定350本。

「SHINKA」の利用概要

利用方法:2008熟成酒シリーズを購入の上、同封の招待状記載のQRよりお申し込み可能。1日1組限定

「SHINKA」公式サイト

お取い合わせ先:永井酒造株式会社 TEL. 0278-52-2311

http://www.nagai-sake.co.jp/

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