旅行に思うように行けないいま、旅好きさんの間では「せめて気分だけでも」と、旅行記やガイドブックの需要が高まっているのだそう。〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーの寺本美樹さんも、日々お気に入りのガイドブックを眺めては旅欲を満たしているそうです。
旅行が大好きで、休みの旅にアメリカやイギリスなどに行っていたという寺本美樹さん。旅のお供は『MONOCLE(モノクル)』が発行するガイドブック「MONOCLE CITY GUIDE」シリーズ。『MONOCLE(モノクル)』は、イギリス人のTyler Brûlé(タイラー・ブリュレ)氏が編集長を務め、上質なライフスタイルやビジネスの情報をグローバルな視点で紹介するイギリス・ロンドン発のメディア。
「MONOCLE CITY GUIDE」シリーズは、パリ、ロンドン、NYなど、世界の主要都市にスポットを当てたガイドブック。編集部が丹念に取材し、見つけた心地よいホテルや、ローカルなグルメスポット、その土地ならではの工芸品などを紹介しています。
「メジャーな観光地や有名レストランなどではわからない、その土地ならではの景色や味などに出合えます。スポットや風景をセレクトする際の、編集部の独自の視点があって、ひとつひとつにストーリーを感じられるのです。写真もとても凝っていて、美しいビジュアルブックとして楽しめます」
最近のお気に入りは、日本をテーマにして発売された『The Monocle Book of Japan ‒ モノクル⽇本全集』。2007 年の創刊以来、⽇本列島を各地を巡り、⾏った取材をまとめた一冊です。「日本らしさ」につながるモノ、コトを独⾃のグローバルな視点で編集したモノクル史上初の国をテーマとしたハードカバーブック。⼈々、都市、デザイン、⽂化、クラフト、⾃然などさまざまな方向から、日本という国を多角的に掘り下げています。すべての写真が美しく、デザインもクール。モノクルのオンラインショップで購入できますが、渋谷区富ヶ谷にある『The Monocle Shop』で実際に手に取って買うことができます。一部、 TSUTAYA書店 でも取り扱いがあるようです。
いま世界中の人々から「行きたい国」として挙げられる日本ですが、その理由がこの一冊を読むとわかるかもしれません。全編英語ですが、写真を見ているだけでもわくわくする一冊。「日本人として、いままで気づかなかった日本の魅力に気づかされ、とても面白いのです」