年を重ねるごとに難しくなる服選び。「マチュア世代のおしゃれな方々は、一体どこで自分の服を購入しているの?」そんな疑問を持つクウネル読者の方々へ送る新連載です。初回は、クウネルサロン・プレミアムメンバーの津曲久美子さん。動きやすさも上品さも兼ね備えたスタイリングをご紹介します。
津曲久美子/つまがりくみこ
モデル事務所「オアシススタイリング」取締役。自身もモデルを務め、時には夫とともに数多くのCMに出演中。「東京服飾専門学校」の講師も務め、モデルコースにてウォーキングの指導なども行う。現在は熱海に居を移し、オンオフバランスのとれた暮らしをする。
My favorite 01 : mizuiro ind/ミズイロインド
シルエットが綺麗なグレーのワンピースはmizuiro ind。紺色も合わせて持っているほどお気に入りだとか。
「ワンピースにスパッツを合わせるパターンは、好きで良く着ています。インナーの色を変えて、暑さ寒さの調整も出来てとても便利です。」
春の陽気を感じるこの日は、無印良品のストールと、ユニクロのグレースパッツを合わせたワントーンコーデ。
白とグレーの籠は、新宿伊勢丹三越にて、桐島かれんさんのお店「HOUSE OF LOTUS」で購入したもの。「暑くなったら、ストールはカバンに巻き付けています」
My favorite 02 : KNITOLOGY/ニットロジー
「以前展示会で一目惚れして買いました」と津曲久美子さんが太鼓判を押すニットカーディガンは、KNITOLOGYのもの。滑らかに体に沿うような柔らかさが着心地良く、羽織るだけで様になる一着です。
中のTシャツは、以前から愛用しているCOMME des GARCONSの紺色ボーダー。パンツ(ユニクロ)とスニーカー(ナイキ・EMMIで購入)は白で合わせて、初夏らしく爽やかなコーディネートに。
最後に、津曲久美子さんなりの服の選び方の基準を教えていただきました。
「ブランドに頼らず、場所や時間に合うスタイルを決めています。例えば、週1での服飾専門学校モデル科講師の日には姿勢のラインが見えやすい服を。ヨガスタジオの行き帰りには動きやすさを重視するなど。
また、色は沢山使わずにアクセサリーや小物などでメリハリをつけるように心がけています。」
写真/津曲久美子 取材・文・編集/久保田千晴