〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーで、調香師の大沢さとりさんにとって、ジュエリーは、香水と同じように、大人の女性に自信と輝きを持たせてくれるものだといいます。普段から愛用している、とっておきのジュエリーを見せていただきました。
若い頃は、どちらかといえば凝ったデザインのジュエリーが好みだったというさとりさん。しかし、年を重ねた今、ジュエリー選びの基準にも変化があったといいます。
「ジュエリーだけに限らないのですが、誰もが知るハイブランドのものや、値段が張るものだけが‟良いもの“とは、思っていません。デザインのほんのわずかなラインの違いや、厚さのバランスによって、素敵にも野暮にも見えてしまう。だからこそ、そこを見極めるための感覚を養うように、日々心がけています」
また、ジュエリーはファッション同様、見た目の美しさだけではなく、あくまで身に着けるものとして心地良いかどうか、全身のスタイリングに加えたときに違和感がないかも、大事なポイントだと話します。
中でも、さとりさんのお気に入りは、代官山にお店を構える『Redouté(ルドゥテ)』の繊細なジュエリー。なんでも、公私ともにお付き合いがあるそう。
「もともと、オーナーである古池さんが、パルファンサトリのキンモクセイの香水『ソネット』を気に入ってくださったのが、最初のご縁です。それから、お互いのサロンとアトリエを行き来するようになり、季節の花々や香りのことなど、美しいものに対する世界観が自分と共通していて、すぐに仲良くなりました」
この日、実際さとりさんが身に着けていたのは、そんな『ルドゥテ』の大定番である「プリンセスカットダイヤモンドのブレスレット」。大人の女性が普段使いにさり気なく着けられるようデザインされたブレスレットは、肌の一部のような軽やかな付け心地が最大の魅力。クールなスクエアダイヤは、大人の女性のどんなおしゃれにも寄り添う上品な輝きを放っています。
さらに、1粒で顔周りをぱっと華やかに演出してくれる「南洋パールのピアス」も目を引きます。‟パリの素敵なマダム”をイメージして、フォーマルなシーンだけではなく、大人がデイリー使いできるよう仕立てられたルドゥテのパール。 さとりさんの愛用品も、真円ではなくフォルムに少し個性があり、ベーシックな装いに華やかなエッセンスを与えていました。
「私くらいの年代になると、日々さりげなく身に着けることができるジュエリーって、そんなに多くないんですよね。その中にあって、ルドゥテのジュエリーは、カジュアルな装いに合わせてもしっくり馴染みます。上質な石を使って、こだわりを持ってひとつひとつデザインされたジュエリーは、自分が作っている『パルファン サトリ』のフレグランスにも通じるところがあると感じています。どちらも、まとうだけで大人の女性に自信を与えてくれる、人生に欠かせないアイテムです」