薬に頼らないハーブの活用法。体にやさしい植物の力で体質改善【パリマダムたちの更年期ケア 後編】

ハーブティー フランス 日下部知世子

30年以上にわたりフランスと日本を行き来している、フランス式アロマテラピーの第一人者・日下部知世子さん。日下部さんによると、パリの女性は自然のものを取り入れながら、更年期と上手につき合っていると言います。そんな彼女たちの更年期ケアとは?後編をお届けします!

前編はこちら。
究極のケアは恋をすること!?アロマテラピースペシャリスト 日下部知世子さんに聞く【パリマダムたちの更年期ケア/前編】

ハーブもフランス女性の心強い味方に。

前編では、アロマによる更年期のケアについてお伝えしましたが、もうひとつ、パリの女性が取り入れているのがハーブだと言います。

「フランスには『エルボリストリー』といって、日本の漢方薬局のような薬剤師が体調に合ったハーブを調合してくれる薬草薬局が古くからあります。パリの人たちも、ちょっとした不調を感じたらエルボリストリーに立ち寄り、ハーブティーを処方してもらったりして気軽に利用しています」

ちなみにフランス語でコーヒーや紅茶は「the(テ)」と呼びますが、ハーブティーは「tisanes(ティザンヌ)」と区別して呼ばれているそう。

ハーブティー パリ ティザンヌ
パリでは目的別にブレンドされたハーブティーがスーパーでも手に入る。

「フランスではティザンヌが生活に根づいていて、レストランやカフェのメニューにも必ずあります。ティユール(リンデン)やヴェルヴェーヌ(レモンバーベナ)などはフランス人にとってはなじみ深いハーブ。また、スーパーに行くと、食後の胃腸をすっきり整えるもの、デトックスやダイエットのためのもの、妊産婦さんや女性特有の症状をサポートするものなど、目的に合わせて数種類のハーブがブレンドされたティーバッグがたくさん売っていて、手軽に楽しむことができます」

更年期に役立つおすすめハーブは?

カモミール ハーブ 更年期
カモミールは気持ちを穏やかにするハーブの代表格。

日下部さんに、日本でも手に入りやすい更年期におすすめのハーブを聞いてみました。

・セージ ホルモンの乱れによるイライラやほてりを鎮める
・エリカ 利尿作用があり、膀胱炎などの泌尿器に役立つ
・ローズマリー 胃腸が弱い人、足がつりやすい人に
・エルダーフラワー 関節痛の緩和など
・ネトル 関節炎や貧血の予防に
・ラベンダー、カモミール 不安や不眠に
・リンデン むくみやデトックスに
・レモンバーベナ 消化不良、イライラや緊張にも

※効能はフランスで一般的に知られているものです。

レモンバーベナ レモン さっぱり ハーブ
レモンバーベナは、レモンのような香りがして飲みやすく、口の中がさっぱりする!
オーガニック 日本で買える ハーブティー
目的別にブレンドされたオーガニックのハーブティー。日本でも見つけることができる。
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ノンカフェインのハーブティーなら就寝前にも取り入れやすそう!日本ではまだまだなじみがないかもしれませんが、アロマやハーブティーの専門店などで見かけたらぜひチェックしてみてください。

「パリの女性にとっての究極の更年期ケアは、恋をすること!私の知り合いの70代の女性も、おしゃれをして素敵なレストランに一緒に食事に行くようなボーイフレンドがいますし、リアルではないけれど、俳優に夢中になって疑似恋愛のような気分を楽しんでいる女性も。いくつになっても恋する気持ちを忘れないことが、パリマダムたちの美しさを保つモチベーションのかもしれませんね」

写真 (c)SIPA/amanaimages、取材・文/矢沢美香

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