【服部夫妻の今日から始めるサステイナブルvol.2】クリエイティブなお金の使い方とは?

サスティナブルに暮らしたい 服部雄一郎

「持続可能な」を意味する「サステイナブル」。言葉はよく耳にしますが、サステイナブルな暮らしとはどういうものなのでしょう?
昨年末に発売された、翻訳家の服部雄一郎さん、麻子さん夫妻による著書『サステイナブルに暮らしたいー地球とつながる自由な生き方』(アノニマ・スタジオ刊)は、暮らしを変えることの楽しさを教えてくれる一冊。すぐに始められるサステイナブルな工夫や考え方など、自分ができることやそのヒントが見つかります。

■お金は使うよりも「生かす」

お金を使うなら、「めいっぱいクリエイティブに!」と思っています。「払う」よりも「手渡す」。「使う」よりも「生かす」イメージです。 もちろん、長期的な目標のための貯蓄は必要です。けれど、それ以上に大切なのは「私に与えられたお金(=力)をどんな風に社会に手渡していくか」ということ。

たとえば、「量販店で安く大量に買う」よりも「本当に必要なものを選んで、信頼できるお店や人にお金を手渡す」ほうが、お金が「生きる」ように思うのです。 「応援したい」と思うお店や人から買うことは、モノやサービスを手に入れるだけでなく、 価値ある仕事をしている人に対しての「ありがとう、応援しています」のメッセージにもなります。「このお店があってありがたい」「この人がつくるものを使い続けたい」と思う人たちに、「どうか続けてください」と「お金を託す」つもりでお支払いします。

サスティナブルに暮らしたい コーヒー
「好きなカフェにいくことも、無駄な出費ではない」という服部さん。

また、店主への信頼も重要なポイント。「私が手渡したお金を、この人だったらきっと良い形で使ってくれる」、お金はそう思える人に手渡していきたいと思っています。

「自己投資」と「社会投資」も重要なポイント。「体験」は、壊れたりなくなったりせず、 一生自分の中に蓄積されます。文字通り「一生もの」なので、「体験してみたいこと」に節約は禁物!むしろ積極的に使います(人や場所に会いに行く、本、映画、美術館、舞台、 作品の購入、寄付など)。それは「より豊かで多様な社会」をつくっていくための「社会投資」でもあります。

こういった使い方は「価値ある経験」なので、後悔することがほとんどありません。「やってみたい」「観てみたい」「感じてみたい」という気持ちを実現することはすべてクリエイティブ、と言えると思います。

サスティナブルに暮らしたい プリン
子どものもの誕生日やお祝い事にも、なるべく「体験」をプレゼント。

また、環境問題が深刻になりつつある現代においては、「いかに環境負荷の低い選択をするか」も大切なテーマです。「お金を価値あることに使う」という視点に立つと、「安い」「便利」「お得」、はたまた「ストレス発散」を理由とした使い方が不思議なことに自然と減っていきます。

お金を使うのであれば、自分にとっても、社会にとっても、地球にとっても、最大限の効果を生むように。お金は、「気分良く」「うれしく」「感謝とともに」手渡す。これが私にとっての「クリエイティブなお金の使い方」です。

※本記事は『サステイナブルに暮らしたいー地球とつながる自由な生き方』(アノニマ・スタジオ刊)からの抜粋です。

撮影/衛藤キヨコ

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