今年11月に東京・富ヶ谷にオープンした、話題のセレクトショップ「LOST AND FOUND TOKYO STORE(ロストアンドファウンド東京ストア)」。手掛けたのは、石川県白山市にある、創業113年の老舗洋食器メーカー「NIKKO(ニッコー)」。そのこだわりのセレクトをご紹介します。
■手前は厳選された日用品が並ぶジェネラルストア
ショップ名の「LOST AND FOUND」は、”忘れ物保管所”という意味。「NIKKO」の食器のように、確かな技術に基づいて長い間作り続けられてきたのに、 世の中にあふれた多くのものに紛れてしまったり、今も通用するのに時代の流れに埋もれてしまった良いものをテーマにセレクトした、ジェネラルストアとしてオープンしました。商品のセレクトは、ライフスタイルショップ「Roundabout(ラウンダバウト)」「OUTBOUND(アウトバウンド)」オーナーの小林和人さんが担当。国内外問わず、厳選した日用品が約800点が並びます。
もうひとつ注目したいのは、「NIKKO」の長い歴史の中で作られてきた膨大なコレクションの中から、現代の暮らしをより豊かにしてくれる21アイテムを選び抜き、再編集した「REMASTERED(リマスタード)」コレクション。「NIKKO」の伝統的なシンボルマーク“ダブルフェニックス”を蘇らせた、新たなロゴも魅力です。手頃な価格で、長くきれいに使える白い器は、将来的にも価値のあるアイテムになりそう。
■奥は「NIKKO」のアイテムが並ぶショールーム兼ストア
お店の奥には、「NIKKO」の定番の器がずらり400点並びます。シンプルな器はどんな器とも相性がよく、人気なのだとか。
セレクトの1点1点にこだわりがあり、内容がぎゅっと詰まった、今までにありそうでなかったお店。きっと長く付き合える名品に出合えるはずです。
LOST AND FOUND TOKYO STORE
住:東京都渋谷区富ヶ谷1-15-12 1F
電:03-5454-8925
営:11:00~19:00
定休日:火曜
https://lost-found-store.jp
取材・文 赤木真弓