アンティークもキッチュな器もミックスで、自分らしさを追求するのがパリマダム流。

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「雑多なテーブルが私らしさ」と語る、元モデルのパリマダム。食卓には、カラフルな柄のモダンなプレートや、高価なガラスのアンティークが絶妙なバランスで調和しています。

80年代は、モデルとしても活躍していたマリーエレーヌ・ゴーチエさん。バスチーユの近く、大きな窓から日差しが存分に降り注ぐ家に、夫、3人の子供と暮らしています。
「お互い料理が好きなので、友人を招き、我が家で食事をすることがとても多いんです」

マリーエレーヌさんの得意な料理は魚のカスレ。大皿や大鍋の料理をテー ブルにどんと置き、アットホームな雰囲気で食べることが大好きなんだそう。

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トマトとズッキーニのサラダをホワイト×ブルーのボウルに。マスタードイエローのリネンに映える。

「器をよく購入する場所は、近所にあるインテリアショップ『Ailleurs』。元メルシーのスタッフが立ち上げたお店で、アンティークやデザイナーの食器、インドやモロッコの雑貨など、いろいろなものがオーナーの審美眼でセレクトされているんです。私はカラフルなイラストや色がついたお皿が好き」

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大統領官邸でも使われている、アンティークのクリスタル。高価なものも日常使いがモットー。

それらの器に加え、クリスタルのグラスは夫が両親から受け継いだもので、19 世紀後半のアンティーク。
「お皿がカジュアルでもこのグラスが食卓にあるだけで、なんとなくテーブルが様になるんです」

花はあえて花瓶に飾らず、カジュアルに束ねてテーブルの上に。
「旅先のお土産屋さんで売っているようなお皿もあえてテーブルセッティングに加えるんです。その方が私らしいし、食卓が楽しくなるでしょう?」

花は花瓶に生けず、ハーブの束のようにテーブルに。さまざまな器が息づ き、楽しげなテーブルセッティング。

アンティークの業務用絵皿はミラノで見つけたもの。上に乗せたのは、ポルトガル製イワシの置物。

「白ベースでもこんなふうに色のアクセントがあると使っていて楽しい」とマリーエレーヌさん。

イギリスで購入したウェッジウッドのマグカップ。魚や鳥など、絵柄の色調がマリーエレーヌさんの好み。

持ち手がデコラティブなティーポット。奥の置物はつばめ。夫婦のラッキーモチーフで集めている。

ボウルとお皿は「Ailleurs」で見つけたもの。オーナーとも仲が良く、会話を楽しみながら器選びを。

ブルー×ホワイトのお皿は、ハンドペイントなのですべての柄の違いを楽しみながら使っている。

エミールテシエで有名なマリコルヌ窯。200年以上続く窯で作られた、編 み模様の磁器。

夫と出かけたタイで購入した器。旅先で少しずつ買い揃えた器は、使うたびに思い出がよみがえる。

スパイスを混ぜたり、潰したりする鉢はタイで購入したもの。日々の料理に欠かせないツール。

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